認知症になる可能性が高くなる、人づき合いの状態は⁉健康的に長生きするための「おすすめ習慣」2選【心理カウンセラーが解説】
理想の年齢の重ね方や、こんなふうに過ごせたらいいなという老後、なんとなく思い描いたことはありませんか?せっかくなら、上機嫌で長生きしたいですよね。
そのための行動として、心理カウンセラーの植西聰氏は「お願い事をすること」と「人づき合いを増やすこと」がおすすめだと言います。
本記事では、植西氏が「いいことがいっぱい起こる人生」にするための“95のコツ”をまとめた著書から、上機嫌な老後を過ごすための習慣とその理由をご紹介します。
※本記事は書籍『上機嫌のつくりかた――自分も周りも幸せになる』(植西 聰:著/自由国民社)から一部抜粋・編集したものです
「お願い事」をする人は、上機嫌な老後を送っていくことができる
◇「長生きできますように」と祈ることで、本当に長生きできる
「祈る」ことは、健康面に様々な良い影響を与えることが知られています。たとえば、キリスト教が普及しているアメリカでの調査に、次のようなものがあります。
65歳以上の4000人を超える人たちを対象にした調査です。この人たちを「毎日祈りを捧げる」というグループと、「祈りを捧げない」というグループに分けて、その後の健康状態などを調べました。
その結果、「毎日祈りを捧げる」というグループの人たちのほうが、「祈りを捧げない」というグループに比べて、健康的に長生きする人の割合が多かった、という結果が出たといいます。
つまり「祈る」ことを日々の習慣にすると、人の免疫力が強化されることを期待できるということです。その結果として、「いつまでも健康的に、上機嫌で暮らしていける」ことにつながります。
この「祈る」ということは、何も宗教的なことに限りません。単なるお願い事でもいいのです。たとえば、日々の生活の中で、「幸せになりますように」「夢が叶いますように」と、お願いするのです。
また、自分のことばかりではなく、「両親が幸せでありますように」「子供が夢を叶えられますように」などと願うのです。このように「お願い事をする」ということも、上機嫌のコツになります。
人と話をする機会が減ると、老化が早まってしまう
◇人づき合いを増やして、上機嫌な老後を送る
一般的に「人づき合いの少ない高齢者」は「人づき合いが多い高齢者」よりも認知症になる可能性が高いといわれています。
「人づき合いが少ない」とはどういうことかといえば、それは「人と話をする機会が少ない」ということを意味しています。そして、それは「声を発する機会が少ない」ということでもあります。
一方で、人づき合いが盛んな人は、人とよく話をします。すなわち、一日の生活の中で、声を発する機会が多いのです。実は「声を発する」ことには、「脳が活性化する」という効果があることが知られています。
つまり、人づき合いが盛んな人は、それだけ人と話をする機会が多く、声を発することによって若々しい脳を保っていると言えます。
脳が若々しいと、「もっとたくさんの人と知り合いになりたい」という積極的な気持ちが出てきます。そして、もっとたくさんの人たちと知り合うことができれば、そこでまた「声を発する」という機会が増え、脳もますます若返っていくのです。「人づき合いを増やす」「人と話をする機会を多くする」ことで、そのような好循環が生まれます。
一方で、「人と話すことが少ない」「声を発する機会が少ない」と、脳の働きの衰えを早めてしまう可能性があります。老後になっても、いつまでも若々しく、上機嫌で暮らしていきたいと望んでいる人は多いと思います。そのような人には、参考になる話ではないでしょうか。
ここまでの記事では、上機嫌な老後を過ごすための習慣について紹介しました。つづく関連記事では、「一日を機嫌よく過ごすための朝習慣」をお届けします。
つづき>>メンタルを整える3つの「朝の習慣」とは。頭の中で「良いことをイメージする」だけでも幸せホルモンが出るってホント?【心理カウンセラーが解説】
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■著者:植西 聰(うえにし・あきら)
東京都出身。著述家。学習院高等科・同大学卒業後、資生堂に勤務。独立後、人生論の研究に従事。独自の『成心学』理論を確立し、人々の心を元気づける著述活動を開始。1995年(平成7年)、「産業カウンセラー」(労働大臣認定資格)を取得。主な著書に『折れない心をつくるたった1つの習慣』(青春出版社)、『平常心のコツ(自由国民社)』、『「いいこと」がいっぱい起こる!ブッダの言葉』(三笠書房)、『マーフィーの恋愛成功法則』(扶桑社文庫)、『ヘタな人生論よりイソップ物語』(河出書房新社)、『「カチン」ときたときのとっさの対処術』(KKベストセラーズ・ワニ文庫)、『運がよくなる100の法則』(集英社・be文庫)、『運命の人は存在する』(サンマーク出版)、『願いを9割実現する マーフィーの法則』(KADOKAWA)など、ベストセラー多数。
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