老け声は「抗えないもの」ではありません!「声が老化する」原因とは?

※イラスト/lely

「最近、声がかすれて出にくい」「声のトーンが変わって低くなった気がする」そんな声の変化に戸惑いを感じていませんか。顔や髪には気をつけていても、声の変化は意外と見落としがちです。しかし、声はその人の印象を大きく左右するもの。少しかすれたり、ハリがなくなったりするだけでも、実年齢より老けた印象につながってしまうことも。とくに、電話などでは顔が見えないぶん、声だけで年上に思われることもありがちです。

 

意外かもしれませんが、声の老化は毎日の生活習慣や乾燥対策など身近なケアで改善を目指せる場合もあります。だからこそ、早めに対策を始めることが大切です。今回は、薬剤師の視点から、声が老化する原因について教えていただきました。

 

自分の声を聞き「え、おばあちゃん!?」

shutterstock

以前より「老けたかも」と感じる瞬間が増えたという50歳のユカさん。スキンケアを見直したり、髪型や服装に気を配ったりと見た目の若々しさには気を遣っています。ところがある日、留守番電話の自分の声を聞いて、「うそ、おばあちゃんの声みたい」と驚いてしまったそう。少しかすれた低い声が、祖母の話し方に似ていたのです。そういえば最近、声が出にくくなったと感じるし、会社の電話でも、以前より妙に丁寧な対応をされることが増えました。電話口だけでかなり年上だと思われている気がして、ショックをうけています。

 

体型や顔、髪の変化には敏感でも、声の老化については意外と見落としがちです。しかし、声は想像以上に年齢の印象を左右しています。気になる声の変化は、年齢とともに起こる声の老化のサインかもしれません。

 

 

声が老けるのはなぜ?

Photo:O-DAN

声の変化は突然起こるわけではなく、年齢とともに少しずつ進んでいきます。

 

声帯の衰え

声は声帯が振動することで生まれます。しかし年齢を重ねると、声帯の筋肉や粘膜も少しずつ衰えて、若い頃のようなハリや伸びのある声が出にくくなってしまいます。以前より大きな声や高い声が出しにくい、長時間話し続けるのがつらいと感じる場合は、声帯の変化が関係している可能性があります。

 

乾燥・生活習慣の乱れ

空気の乾燥や水分不足などが重なると、声帯の潤いや柔軟性が失われ、声がかすれたり、ガラガラした声になったりすることがあります。また、喫煙や飲酒の習慣、ストレスによる自律神経の乱れもかすれ声に影響することがあります。

 

筋力の低下

意外と見落とされやすいのが、姿勢や筋力の低下です。猫背になると呼吸が浅くなり、声が通りにくくなってしまいます。声に力がなくなり、聞き取りづらい印象になることもあります。とくに、腹筋や背筋など呼吸を支える筋力が低下すると、以前より小さな声しか出ないと感じる人も少なくありません。

 

本記事では、「声」が老化する要因についてお届けしました。

▶▶声も老化対策ができるってホント? 今すぐできる「声」のアンチエイジング

では、「声」のアンチエイジングのためにできるセルフケアをお届けします。

 

 

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