
まだ貯金を始められてない人に、オススメの簡単貯金法3選
■老後資金目的など長期的な貯蓄にはこちら
老後資金など長期的な貯蓄目標であれば、「個人型確定拠出年金(通称:iDeCo)」がオススメです。国が創設した個人型年金制度で節税しながら老後に備える公的制度です。60歳までの間に毎月一定の金額(掛け金)を出し、その掛け金で投資信託や定期預金、保険などの金融商品のなから選んで運用し60歳以降に運用した資産を受け取ることができます。月額5000円から始められ、運用次第で掛け金(元本)を上回ることもあれば、下回る可能性があります。つまり老後の受け取れる金額は運用結果次第で変わります。
iDeCoで積立てた掛け金の全額は所得控除されるため所得税や住民税が軽くなるメリットがあります。年末調整や確定申告を行うことで所得や掛け金に応じて税金が戻ってくるため節税効果があります。また運用中に得られた利益に税金がかからないというメリットもあります。一般的に投資信託で得た利益や定期預金の利息には20.315%の税金がかかりますが、iDeCoで運用した場合は税金がかかりません。
ここまでメリットがあるとiDeCoをやらない手はありませんが、注意点もあります。それは原則60歳まで積み立てた資産を引き出せないことです。したがって、急な資金が必要となっても引き出すことができないので、iDeCoは老後資金のための貯蓄として利用します「先取り貯蓄」で貯めるお金は貯蓄目的に合わせて、貯蓄する先を選択しましょう。
貯蓄をはじめる時期は早ければ早い方がいいです。月初めでも、次回の給料日からでも自分なりのタイミングを決めて貯蓄計画をスタートしましょう。
今関倫子 ファイナンシャル・プランナー
外資系保険会社勤務中にファイナンシャル・プランナー(FP)を目指し、AFP(日本FP協会認定)資格取得後、独立系FP事務所に転職。女性を中心に年間のべ200件以上のマネー相談を受け、多くの経験を経て独立。個人マネー相談、執筆、マネーセミナーを中心に活動中。FPCafe登録パートナー
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