【クイズ】PETって何の略だか言える?意外に知らない!
いまや日本人の生活の一部となっているのがペット(PET)ボトルです。
「PET」は何の略でしょう。
日本の飲料の歴史を変えました。
答えは「Polyethylene Terephthalate」です。
「PET」は「Polyethylene Terephthalate」の略。読みは「ポリエチレンテレフタラート」で、ポリエステルの一種です。
PETは飲料の容器などに多く用いられているペットボトルのほか、フィルムや磁気テープの基材、フリースのような衣料用の繊維などに用いられています。比較的熱に強く、生産量が多いため、ペットボトルを繊維にするような。リサイクルが普及しています。
PETにもいくつかの種類があり、耐熱温度の高い「結晶性ポリエチレンテレフタレート」は、加温用の飲料容器やレーザープリンター用のOHPシートなどに使われています。
ペットボトルの基礎技術は、アメリカのデュポン社が1967年ごろに確立しました。日本ではまず醤油の容器として採用され、1982年の食品衛生法の改正によって清涼飲料用の容器としての利用が可能に。1996年に500mlサイズの小容量のペットボトル入り緑茶飲料が登場すると、主要容器は缶からペットボトルに移行していきました。飲みかけでも蓋ができる便利さが消費者に受け入れられたためです。いまは普通に飲まれている冷たい緑茶飲料の普及は、ペットボトルがあったから実現したのです。
フリース素材はユニクロ製品のヒットでよく知られるようになりましたが、最初に開発したのはアメリカのモールデンミルズ社で、1979年のことでした。
生活に欠かせない製品となっているペットボトル。リサイクル素材としても有益なものですから、ゴミに出すときは地域のルールをしっかり守りましょう。
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