51歳のコロナワクチン「眠り病レベルの倦怠感」で4日倒れた顛末

着実に進む国内の新型コロナワクチン接種。すでに40%以上の人が必要回数の接種を終了しました。

また、これまでのモデルナ、ファイザー製のワクチンに加え、アストラゼネカ製のワクチン接種も始まります。

インフラ系企業でシステムエンジニアとして働く児玉ケンジさん(51歳・福岡市)の副反応体験を聞きました。前編です。

*このシリーズでは接種にまつわる「生の声」と「実際にそれぞれの方が行った副反応対策」を可能な限りそのままお伝えするため、個人の感覚や推測等に基づく発言もそのまま掲載しています。十分ご留意の上、お読みください。

普段から超低体温の僕は、36.9℃の発熱で出勤停止になった

社内に新型コロナウイルスを持ち込んだら最後、ひとたび業務が止まれば市民生活を麻痺させかねないのがインフラ企業。そのため、ケンジさんの職場では毎朝検温結果を報告してから出勤することになっているそうです。

 

「僕は福岡市の接種でファイザー製ワクチンを打ちました。1回目は7月19日(月)。平熱が35.5℃と極めて低いため、接種翌日の検温報告で36.9℃と伝えたら、会社から『待った』がかかりました。どうやら稟議になったようで、30分以上たってから出勤停止を言い渡されました」

 

自分自身ではちょっとダルいな程度の身体症状で、このときは1日で平熱に戻ったそうです。ところが、2回目は想定以上でした。

2回目、翌朝から驚くほどのダルさと眠さ。ひたすら眠り続ける

2回目の接種は8月12日(木)の午前でした。1回目の様子を見る限り、恐らく副反応が出るだろうと考えたケンジさんは、当日と翌13日(金)に休みをとりました。

 

「接種当日は何も起きなかったのですが、翌朝起きると37℃。普通の人ならなんてことのない微熱でしょうが、平熱が35.5℃の僕にとっては38℃相当の発熱です。もうフラフラで倦怠感も強く、会社から安否確認の電話がかかってきていたのに気づかなかったくらいに疲労困憊していました」

 

同時に、接種部位が痛み始めます。お昼過ぎには体温は36.4℃まで下がりましたが、倦怠感は増すいっぽう。仏壇に蝋燭やお線香を灯すのも辛く、うとうとしながら時間を過ごすしかありません。幸い、頭痛や関節・筋肉痛、高熱の暑苦しさはなかったそうですが、それでも発熱時特有のぼーっとした浮遊感に悩まされました。

 

「結果的に、倦怠感と眠さは金、土、日と3日も続きました。体温は一般的に言う平熱なのですが、すべてがダルい。ろくに動けない上、すぐに眠くなります。ダルくて立ち上がれず、意を決して起き上がって、水分補給をしてトイレに行く。戻ってきて倒れ込み、うとうとしてるとあっという間に時間が経つんです。ふと気がつくと昼、次に気づくと日没、さらに気づくと22時。僕は若い頃からものすごく寝付きが悪くて、薬を使うこともあるくらいなのに、こんなに眠れてしまうだなんて。30年くらい経験していないことで驚きました」

 

後編>>>51歳「立場まで危なかった」3回目の接種はお断りしたい理由とは?

 

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