「婚外セックス」3人に1人は経験あり?! 男女間で異なる理由が興味深い【人気のオンライン診療より】

コロナ禍で不要不急の外出が控えられている昨今。とはいえ、インターネットやSNSの普及で婚外恋愛やセックスが急増しています。そのようななかで、誰にも言えない悩みを抱える方の駆け込み寺として「性交痛外来のオンライン診療」が大反響。婚外セックスの悩み相談は、本来のセックスのあり方のヒントにも。ぜひ、解決の糸口をシェアしていきたいと思います。

【富永ペインクリニック院長・富永喜代先生/オトナの性教育】

 

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どれくらい婚外セックスが増えているの?

私も驚きました。日本性科学会セクシュアリティ研究会の報告(30代~70代1162名調べ)によると、ここ10年で婚外性交渉が男性は2.5倍、女性は4倍に増えています。相対的に見ると、男女ともに3人に1人が配偶者以外の異性と親密な関係にあるということです。

男性
2000年 40代 13% ⇒ 2021年 38%

2000年 50代 14% ⇒ 2021年 22%

2000年 60代 15% ⇒ 2021年 29%

2000年 70代性 8% ⇒ 2021年 32%
女性
2000年 40代 9% ⇒ 2021年 15%

2000年 50代 4% ⇒ 2021年 16%

2000年 60代 4% ⇒ 2021年 15%

2000年 70代 0% ⇒ 2021年 5%

考えられるのは、ここ10年間のインターネット普及によりSNSや出会い系アプリで簡単にきっかけがつくれるようになったことが挙げられます。

 

もうひとつの調査、コンドームメーカーの相模ゴムがインターネット調査(20代~60代の1万人)をおこない、「婚外パートナーはいますか?」という質問をしたのですが、そこでも15%の人が「いる」と答えています。特に、30代は18%という数字が出ています。

 

「不倫なんていけない!」という前に

なぜ婚外セックスをするのか理由を考えてみませんか

単に「不倫は絶対いけないでしょう」「許せない!」という前に、3人に1人が配偶者以外の異性と親密な関係にあるのが日本の現状です。とりわけ、女性は10年で4倍に増えているという事実。なぜ、自分から外に性交を求めるようになってきたのかその理由考えてみます。

 

日本性科学会セクシュアリティ研究会の報告によると、「女として見られていない」「寂しい」「つまらない」「楽しくない」というのが主な理由です。

 

男女間で婚外セックスを求める理由は違う

男性は「肉体的欲求を満たすため」?女性は「精神的空虚感を埋めるため」?

婚外セックスを求める理由は、男性は「肉体的欲求を満たすため」女性は「精神的空虚感を埋めるため」ということのようですが、ココに配偶者やパートナーの在り方を考えるヒントが隠されています。

 

さあ、本題に入りましょう。ここからは、私の専門である「性交痛外来」に寄せられる実際の相談事例についてお話しますね。

 

>>次回に続く

【実話】本当はしたい…でも痛い。オンライン診療に寄せられる婚外セックスの悩みとは?(10/15 21時)

 

監修

医師/性交痛外来 富永ペインクリニック院長
富永喜代

日本麻酔科学会認定麻酔科指導医。麻酔科医として全国の総合救命救急病院、高度医療センターで勤務し、延べ2万人を超える臨床麻酔実績を持つ。2008年、愛媛県松山市で富永ペインクリニックを開業。人脈ゼロ、資金ゼロから3年で女性院長クリニックでは日本一、年間15000人の肩こり頭痛に悩む人を診療(エーザイ調べ)。
『性交痛外来』では、年間2000人以上の女性の性交痛メール診断を実施。性交痛、デリケートゾーン臭、乾燥が8週間で半減するオリジナルのデリケートゾーンセルフケアマッサージを開発。日本ペインクリニック学会第54回大会、第30回日本性機能学会西部総会で発表する。確かな腕とユニークなキャラクターが人気を呼び、TBS『中居正広の金曜日のスマたちへ』日テレ『メレンゲの気持ち』等テレビ出演多数。肩こり改善メソッド『こりトレ』(文藝春秋)は10万部、『ヘバーデン結節は自分で治せる!』(永岡書店)9万部など、セルフケアにこだわった著書は累計53万部以上。YouTube『女医 富永喜代の人には言えない痛み相談室』の総再生回数は1500万回を超える。

 

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