苦しい節約はいますぐヤメて!このご時世は「削る理由があるもの」だけを合理的に減らすのが正解です
これまでの記事で、投資をすることをオススメしてきましたが、そもそも私たちは、投資をはじめる人には、余剰資金ではじめてほしいと考えています。なぜなら生活に必要な貯金をしておき、さらに余ったお金で投資をはじめれば、日々の値動きに気持ちが左右されず、気持ちにゆとりを持つことができるからです。
仮に投資でマイナスになることがあったとしても、生活に必要な貯金があるので、普段の生活で追い込まれることも少ないでしょう。今日は投資の余剰資金を得るために、副業や稼ぐことを以外の家計の節約で、余剰資金を生み出す方法と、オススメしない節約方法を今回と次回で2回に渡ってお伝えします。
固定費の節約は長い目で見ると影響大。すぐに始めてください!
毎月出ていく出費である固定費は、もしも節約できると、1年単位で考えれば、数万円くらい浮く可能性もあります。
固定費の項目としては
・家賃
・光熱費
・スマホ代(あるいはネット代)
・保険
が考えられます。
固定費の節約は、多少労力が必要ですが、ここを諦めてしまうと、本来投資に回せるはずかもしれないお金を、無駄にしてしまうことになるので、少し頑張って見直してみましょう。
固定費の定番・スマホ代。格安SIMに切り替えを検討するだけで年間7万円節約のケースも
最近固定費として取り上げられることが多い、スマートフォンの料金。必需品だけに「廃止」はできませんから、格安SIMへの切り替えを検討しましょう。今では、キャリアのメールを重視している人はそれほど多くないので、キャリア変更の弊害は少なくなってきています。
例えば下図は、ある大手キャリアの会社と格安SIMの会社のスマートフォンの利用料です。(2022年10月現在)
上記の図をみていただくと、格安SIMに変更するだけで、毎月約6,000円も減らすことができます。年間にすると、約72,000円も浮かせる節約です。私自身の経験をお話しすると、過去にA社から格安SIMのM社に切り替えた時、毎月約7,000円の料金が毎月約4,000円になり、月々約3,000円も減らすことができました。年間約36,000円です!
最近は格安SIMの会社も増えてきて、プランも豊富ですし、自分に合っているプランや会社をみつけやすくなっています。切り替えるのに少しの手間は必要ですが、年間で数万円もの資金が浮くのであれば、その分をさらに投資にまわすことでお金を将来的に増やすことも可能になります。
こうすれば、全く貯金ができないとか投資資金がないという問題も簡単に解決できます。小さな見直しをするだけで、今、何もしなかった場合のあなたと将来に差をつけることになるはずです。
光熱費は電力・ガス会社を選んで料金プランを見直す
次に光熱費を見ていきましょう。光熱費は電力・ガス会社を選んで料金プランを見直しましょう。
電力やガスの自由化が始まったことにより、私たちは契約会社を自由に選べるようになりました。電気とガスの会社を別々にしてもいいですが、まとめることで割引になる会社が多くありますので、しっかりと比較してみると良いでしょう。
家賃の値下げ交渉をするか、家賃の安い家に引っ越す
次に生活の中で大きなウエイトを占める支出の家賃についてお話をしたいと思います。引越しするのは決して簡単に判断できることではありませんよね。物件探しに始まり、契約手続き、それに関する費用、引越し費用など、初期費用がとにかく必要です。そんな思いをしてまで引越しはなかなか難しいという人もいると思います。ただ、場合によっては引っ越しをした方が長い目で見れば良いという方(またはご家族)もいらっしゃいます。
毎月の家賃が厳しい方であれば、例えば更新時などで、家賃の値下げ交渉をするというのもあります。言ってみるのはタダですから、それで少しでも下がればラッキーくらいのレベルで考えておけばよいと思います。それでも家賃が下がらず、家計負担が大きすぎると感じるのであれば、現在の物件よりも家賃の安い家に引っ越しことも検討しましょう。将来的にはその方がお金を貯めやすくなるはずです。
重ねて言いますが、生活費の中の固定費で一番多い割合を占めるのが住居費です。マイホームを保有しておらず、かつ引越しを検討できる人であれば、家賃が安い所に引っ越すことを検討してみましょう。
また、マイホームをローンを組んで購入した人であれば、ローンの借り換えも検討してみましょう。月々の負担を節約できるかもしれません。
私自身は、過去に賃貸物件の引っ越しを経験しています。それまでの家賃が69,000円で、引越し先の家賃は47,000円まで減らしたことがあります。その差額は22,000円で、年間で計算してみると264,000円もの節約になりました!固定費の中でも住居費の削減は、金額が大きいですし、引越して本当に良かったという経験談です。
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