「全部、私が悪いのかも」と思い込まされていた。それでもやっぱり「自分は悪くない」と思えるまでの道のりは…

2026.08.01 LIFE

少しずつ家での「ルール」を定めていった

夫の言動を変えることはできません。けれど、「私が悪い」ではなく、「私は悪くない」と自分に言えるようになることはできます。その気持ちが、少しずつAさんの自信を取り戻していきました。Aさんは夫に対しておびえずに

「『行ってきます』『ただいま』は、大きな声で言ってね。それが我が家のルール。子どものお手本になってね」

と伝えられるようになりました。さらに、

「言った、言わないでもめたくないから、予定はカレンダーに書いてね」

という新しいルールも決めることができました。

 

最初は「忙しいから無理」と不満を口にしていた夫も、予定を書かなければ言い訳ができないと分かったのか、少しずつ書き込むようになっていったそうです。そしてAさんには、もう一つ大きな変化がありました。

「ここまでしても変わらないなら、離婚しよう」

と、自分の限界を決めることができたのです。

 

その覚悟が、自分の人生を取り戻す力になりました。

「自分の人生は、自分で決められるんですね」

Aさんは最後に、笑顔でこう話してくれました。

 

<<前編:「俺は悪くない」が口ぐせ…一見穏やかな夫が妻を追い詰める”責任転嫁型モラハラ”

1 2 3 4

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク