【名脇役のツボ】のぼせ・ほてりを抑えるツボ「照海(しょうかい)」とは?更年期のホットフラッシュを和らげる体質別処方箋

「ほてり ・ のぼせ ・ ホットフラッシュ」 の不調が出やすい体質
第1位 気虚タイプ

気の不足により体温調節や血流の調和が乱れ、これらの症状に繋がります。
このタイプのセルフケアとして大切なのは、胃腸の調子を整えることです。食べ過ぎや早食い、冷たいものを控えて「脾(ひ)」の調子を整えましょう。

胃腸の働きが低下すると身体はむくみやすく、特に水分は下に溜まりやすいので下半身のむくみが目立つようになります。加えて水分は冷えやすい性質を持つため、下半身が冷えて上半身に熱がこもり、ほてり・のぼせ・ホットフラッシュといった症状が起こりやすくなってしまいます。

 

「ほてり ・ のぼせ ・ ホットフラッシュ」 の不調が出やすい体質
第2位 気滞・瘀血タイプ

精神的ストレスや情緒の変動から気や血(けつ)が滞り、局所的な熱感や不快感を感じます。「肝(かん)」の気のめぐりが乱れ、上昇して停滞しがちです。
このタイプはストレスを発散できる運動を見つけるとよいでしょう。人によって合う運動は異なりますが、ヨガやジョギング、キックボクシングなどは汗をかきながらストレスを発散できるのでおすすめです。運動をすると、「肺(はい)」が気血を巡らせることで適度な発汗が行われ、体温調節や余計な水分、老廃物の排出が促されます。
また、トイレを我慢しないことも大切。尿や汗は体内のこもっている熱を出す働きがあるため、意識するようにしましょう。

 

「ほてり ・ のぼせ ・ ホットフラッシュ」 の不調が出やすい体質
第3位 陰虚タイプ

体内の陰が不足し、相対的に陽が活性化する状態になります。
「照海(しょうかい)」は「腎経(じんけい)」に属する重要なツボであり、特に陰虚(いんきょ)タイプの人に効果的とされています。陰を補い、体内の潤いを保ちクールダウンさせる働きがあるため、熱感症状のほてり・のぼせ・ホットフラッシュを抑えてくれます。体内の水分バランスを整える働きもあり、陰虚タイプの人に起こりやすい乾燥に対しても有効ですので、健康だけでなく美容面でも活躍するツボの一つだと言えるでしょう。

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イラスト/関根庸子(Cc:荒井敬)
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