何個知ってる?「ラブハラ」「テクハラ」…多様化する「グレーゾーン」なハラスメント・21連発!【人事のプロが解説】
ほかにもこんなに…!職場で起こりやすいハラスメント
職場で起こりやすいハラスメントはさまざま。無意識で行ってしまうものもあるため、注意が必要です。まずはどんなハラスメントがあるか、しっかりと認識していきましょう。
モラハラ(モラルハラスメント)
暴言や嫌みによって、相手の人格を否定する精神的な攻撃や陰湿な嫌がらせのこと。
ジェンハラ(ジェンダーハラスメント)
性別の基準を持ち出し、相手が嫌がる差別的な言葉を浴びせたり、相手を非難したりすること。
レイハラ(レイシャルハラスメント)
「レイシャル=人種」にまつわるハラスメントで、人種や民族、国籍、出身地などを理由とした差別的言動など。
ソーハラ(ソーシャルメディアハラスメント)
SNS上に職場の人間関係を持ち込み、嫌がらせをしたり、ストレスを与えたりすること。
リモハラ(リモートハラスメント)
リモート勤務下で起こる、オンラインツールでの過度な干渉や、私生活への介入などの行為。
ケアハラ(ケアハラスメント)
介護休業の利用により不利益を与えたり、言動で相手を傷つけ仕事に支障を起こしたりすること。
カスハラ(カスタマーハラスメント)
顧客からのクレームや言動のうち、要求内容が社会通念上不相当なものや、労働者の就業環境を害する行為など。
スモハラ(スモークハラスメント)
たばこの煙やにおいによって周囲に迷惑をかけるなど、喫煙に関わるハラスメント。
ノイハラ(ノイズハラスメント)
大声での会話や独り言、キーボードの過剰な操作音など、配慮の無い騒音で周囲に不快感やストレスを与え、集中力を妨げる行為。
スメハラ(スメルハラスメント)
たばこ臭や強烈な香水のにおいなど、強いにおいで他人にストレスや苦痛を与えること。
フキハラ(不機嫌ハラスメント)
不機嫌な態度をとり続けることで、周囲に心理的な圧力や不快感を与えるハラスメント。
ロジハラ(ロジカルハラスメント)
論理を用いた精神的なハラスメントで、反論できない相手を一方的に論理で追い詰めることなど。
ラブハラ(ラブハラスメント)
恋愛や結婚などの状況への言及により、相手を傷つけたり不快な思いをさせたりすること。
ジタハラ(時短ハラスメント)
残業や休日出勤を禁止して、サービス残業を強いたり、仕事量は変わらないのに勤務時間を削ったりすること。
アルハラ(アルコールハラスメント)
酒が飲めない相手への配慮を欠いた言動や、無理に飲酒を強要することなど。
テクハラ(テクノロジーハラスメント)
IT技術に関するハラスメントで、ITスキルが低い人を馬鹿にするような言動をとることなど。
エイハラ(エイジハラスメント)
年上、年下にかかわらず、年齢を理由とした差別的な発言で相手を傷つけるハラスメント。
逆ハラ(逆ハラスメント)
パワーハラスメントの逆で、立場が弱い者から上の立場の者に行う嫌がらせ行為。
“肩ポン!”“下の名前呼び”はハラスメント?
「どこからがハラスメントか」をテーマにしたアンケート調査で、最も多くの人がNGとした行為は「業務時間外のLINE連絡」。また、管理職と非管理職の認識で差があったのは「肩を叩く」で、その差は+7.3ptに上る。
管理職側は「肩ポン」や「下の名前で呼ぶ」といった行為を、親しみを込めたコミュニケーションの一環と捉える傾向があるが、非管理職にとっては不快に感じる場合もあり、こうした“グレーゾーン”の行為には注意が必要だ。
ここまでの記事では、「ハラスメントの定義と種類」について紹介しました。つづく関連記事では、「間違えがちな敬語や慣用句」をお届けします。
つづき>>「取り急ぎ~まで」は失礼⁉ 「こちら~になります」は間違い! 中堅社員でもうっかり間違えるビジネス日本語
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■寺田貴哉(テラダ・タカヤ)
株式会社TERRAS代表取締役。エグゼクティブコーチ。1996年に株式会社リクルートへ入社。営業・経営企画などを経て人事へ。新人事制度の設計・導入、全社横断プロジェクトをリードする。2019年、LINE株式会社に入社。人事にて人材開発・組織開発・新卒採用を牽引。社内のキータレントに対する成長支援や機会提供を行うTalent Success Teamの立ち上げを行う傍ら、Zホールディングスにてグループ各社の役員を対象としたエグゼクティブコーチングを開始。2023年、株式会社TERRASを創業。現在、複業プロコーチとして社外に50名ほどのクライアントを持ち、経営者・起業家を中心にエグゼクティブコーチングを提供中。総コーチング時間は4,500時間を超える。
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