肩こり、猫背に、なぜか股関節を触ると「胸がぐーんとストレッチ」できる!【バズる10秒ストレッチ】
こんにちは!10秒ストレッチトレーナーの柴です。
仕事や家事など日常生活では丸まることが多く、その影響で猫背や肩こりで悩んでる人が多くいると思います。
本日はそんな方に猫背や肩こりを解消する「胸のストレッチ」をご紹介!
猫背や肩こりを解消する胸のストレッチ
まずはやり方を以下の画像と動画で見てみましょう!
首肩コリ
猫背や巻き肩を解消するために胸のストレッチをやるならこのやり方がオススメ。
まずいけるところまで伸ばす。
次に同側の股関節を触る。すると一段階捻ることができ、より伸ばす事ができる。更に対側の脇を肘でこするとそこからもう一段階捻ることができ、また更に伸ばす事ができる。 pic.twitter.com/Yzigk5f2Gg
— 柴 雅仁@関節痛のセルフケア&スポーツマンの動きを変えるパーソナルトレーナー (@PT_shiba) 2019年3月29日
このストレッチのポイントは何と言っても股関節や脇に刺激を入れているところ。
これをやるかやらないかで、胸の筋肉の伸び方がだいぶ違ってくるのです。
- 腕を真横より少し上に上げる。柱の角に手の平をあて、体をひねり、胸の筋肉を伸ばす。このとき、柱の角には指だけではなく、手の平全体があたるようにする。
- 次に、同じ側の股関節を触る。するとそこからもう1段階深くひねることができる。もし深くひねれなければ、股関節をさする。
- 最後に、反対側の脇を肘でこする。こすり終わったら肩を下げて脇を締めると、さらにもう1段階ひねることができる。この状態で深呼吸を2〜3回繰り返す。
触れるとそこにある筋肉が動き出す
人間には体性感覚(たいせいかんかく)というものがあります。
体性感覚とは皮膚の感覚と筋肉・腱・関節の感覚の総称のことを言い、
皮膚の感覚は、触っている感覚や熱の感覚(熱いとか冷たいとか)、痛みの感覚などがあり、
筋肉・腱・関節の感覚は、手足や身体の位置・運動・抵抗・痛みや物の重量などの感覚があります。
股関節と脇を触るというのはこの体性感覚を利用しており、触る事でそこにある筋肉の働きが高まり動き出すので、それにより関節が動くようになり胸のストレッチでいえば、より身体が捻れるようになるのです。
ではなぜ股関節と脇なのでしょうか?
なぜ股関節と脇を使うのか?
股関節は人間の身体の中でも動かせる範囲の広い関節です。より伸ばすためにはそういった関節を利用できると良いです。
更に股関節には体幹のインナーマッスルの大腰筋(だいようきん)があります。
インナーマッスルには姿勢を保持する役割があるので、大腰筋(だいようきん)の働きが高まると、体幹を安定させたまま股関節を動かすことができるため、より安定してストレッチができるのです。
そして脇には前鋸筋(ぜんきょきん)があります。この筋肉は脇腹の筋肉を介して体幹のインナーマッスルと繋がりがあるため、前鋸筋が働けば体幹をより安定させたままストレッチができるのです。
更に前鋸筋が働くと、繋がりのある肩のインナーマッスルのローテーターカフの働きが高まります。すると肩周りが安定するため、肩周りのストレッチがよりやりやすくなります。
こういった理由で胸の筋肉の伸びが変わるのです。
仕事や家事の合間にやってみよう!
このストレッチは比較的やりやすいストレッチなので、仕事や家事などの合間にやってみてください!胸が開き肩もスッキリすると思います。ぜひお試しを!
ではまた来週お楽しみにー!
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