#141「連絡する」と言ったのに! 2週間も放置する男って【40代編集長の婚活記】
オトナだけど自分を抑えない!
5回目デートは、表参道にあるオーガニックのお店になった。ジェントル「ランチの予約はできないみたいなので、11:30にお店の前でよろしいですか?」
アサミ「はい。承知しました。お会いできるのが楽しみです」
もう自分の気持ちを抑えたりしない。素直に表現する。楽しみなことは楽しみ、うれしいことはうれしいと、わかりやすくハッキリ伝えよう。
待ち合わせの場所に着いて
お店の前には5分くらい早く到着した。まだ彼が来ている様子はない。
店の前に置かれているメニューボードを見ながら何にしようかなと考えていた。このサラダランチも美味しそう。オーガニック野菜がたっぷりでカラダによさそうだし。あ、カレーも美味しそう。
すると、右側から声がした。
ジェントル「アサミさん、お待たせしました」
振り向くとジェントルさんが立っていた。少し日焼けをしたような気がする。
アサミ「全然、ほんとにちょっと前に来たばかりです」
いきなりジェントルさんが口にしたこと
ジェントル「歩いてきながら、女性らしいスタイルのかたが立ってるなと思ったんです。そしたらアサミさんでした」
着ていたのはグリーンのレーストップスにベージュのサーキュラースカート。スカートの裾がかなり広がっているので、ウエストをキュッと見せる効果があると思う。
アサミ「いえ、そんな! このスカートわりと広がってるから、わりと錯覚効果があるんです」
ジェントル「足元も素敵。ハイヒールがお似合いです」
やだ、照れちゃう……。ジェントルさんはいつも本当にいろいろ誉めてくださる。照れる気持ちはあるけれど、それ以上に……うれしいな。
アサミ「ジェントルさんもいつもオシャレで素敵です。少し日焼けされましたか? 白いシャツがお似合いです」
いつもほめてもらってばかりだから、私からもほめ言葉を口にした。それはお世辞じゃなくて、本当にそう思ったから。
ジェントル「今回の出張は東南アジアだったので、ちょっと焼けてしまいました」
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