#142 男はどう思うの?「手を触れる」ことについて【40代編集長の婚活記】

2019.04.24 LOVE

カフェでのスイートな時間

気が付けばいい時間になっていた。

アサミ「そろそろ、お時間じゃないですか?」

ジェントル「あ、そうだね。行きましょうか」

ジェントル「今日は急なお誘いだったのに出てきてくれてありがとう」

アサミ「いえ、こちらこそ」

ジェントル「それに後ろに予定があってごめんなさい。次はまた、ゆっくり」

アサミ「はい。ありがとうございます」

 

「次はまた、ゆっくり」って!

5回目デートは穏やかな雰囲気のまま終わった。「次はまた、ゆっくり」って、次のデートもあるってことよね。その言葉を胸に、幸せな気分で家路についた。

なんか心が決まった。自信? 確信? ううん、ジェントルさんの気持ちはまだわからないけれど、私はちゃんと自分の気持ちを伝えたい。次の6回目デートは夜まで一緒にいたい。それで、私から誘って、ちゃんと言葉にして伝えよう。

……と思いながらも、今度は自分が忙しくなってしまった。仕事の出張があったり、家庭の事情のことがあったりで予定が立てにくく、また2週間近くが経っていた。

 

「忙しい」は言い訳よね!

でも忙しいことを言い訳にしてはいけない! 予定は自分で作るもの!

アサミ「こんばんは。お元気でいらっしゃいますか? 私は昨日まで金沢に出張へ行っていました」

ジェントル「こんばんは。金沢出張だったのですね。ステキです」

ジェントル「僕はここのところ重要なミーティングが続いて深夜帰宅ばかりでした。でも大きな山は越えたと思います」

よし、彼も仕事がちょっと落ち着いたのならチャンス!

アサミ「大きなお仕事の山を越えたとのこと、おめでとうございます」

アサミ「いつも素敵なお店でごちそうにばかりなっているので、ささやかなんですが金沢土産をお渡ししたいのですが。お時間あったらお会いしたいです」

ついに伝えた! 自分から会いたいって!!

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