「月曜のミス」は時差ボケのせい?「年齢や気のゆるみ」ではない休日明けの倦怠感の正体
「月曜日の仕事はミスが多い」「誤字や脱字が多かったり、会議をすっぽかしたりする」このように普段はしないミスが続くと、自分の能力に問題があるのではないかと落ち込んでしまうもの。しかし、月曜日の不調の原因は気合や能力不足とは限りません。「週末にしっかり休んだのに、頭が働かない」という人は、一度自分の過ごし方を振り返ってみましょう。
続くミス……。月曜日の不調は気合不足ではないかも

イラスト/lely
何度見直してもミスをしたり、予定の勘違いなどが続いたりすると「年齢のせいで集中力が落ちた」「仕事ができなくてクビになるかも」と不安に思うかもしれません。しかし、月曜日に限って調子が上がらない場合、それは「社会的時差ボケ」が原因の可能性があります。
海外に行かずに日本で過ごしているのに、時差ボケのような症状が出る社会的時差ボケ。現在、社会問題として注目されています。
社会問題になりつつある「社会的時差ボケ」とは

Photo:O-DAN
社会的時差ボケの原因や症状、放置した場合のリスクについて解説します。
平日と休日の睡眠時間のズレが体内時計を乱す
社会的時差ボケ(ソーシャルジェットラグ)とは、生活や家庭の都合で平日に決まった時間に起きる人が、金曜や土曜の夜に夜更かしをし、休日の朝に2~3時間遅く起きることが原因で引き起こされる状態です。
平日と休日で睡眠の時間帯が変わると、体内時計と生活時間にズレが生じます。その結果、時差がある地域に移動したときのように、眠気や頭痛、疲労感などがあらわれるのです。休日に遅く起きた結果、夜に早く布団に入っても眠れず、睡眠時間が短くなります。その結果、月曜日の不調をさらに強めるという悪循環に陥ることがあります。
主な不調
- 朝起きられない
- 日中に強い眠気を感じる
- 集中力が下がる
- やる気が出ない
- イライラする
社会的時差ボケでは上記のような不調があらわれるといわれています。とくに、40~50代は仕事に家事、子どもの送迎に追われる一方、休日も家族の予定を優先して自分の休憩に時間を使いにくい年代です。自分では自覚がなくても、毎週時差ボケを繰り返しているリスクがあります。
放置した場合のリスク
社会的時差ボケを放置した場合、単に「月曜日がだるい」だけでは終わりません。車の運転や機械の操作中に眠気を感じると重大な事故を起こしかねません。さらに、時差ボケや睡眠時間帯のズレは、肥満や血糖、脂質などの代謝に関するリスクも上昇させるといわれています。
本記事では、いま、社会問題になりつつあるは「社会的時差ボケ」の可能性についてお届けしました。
つづく▶▶月曜からシャキッとしたい!「社会的時差ボケ」リセット術
では、医師がアドバイスする「社会的時差ボケ」を克服法をご紹介します。
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