
土屋アンナ、3回婚に見る「結婚しやすいオンナの3か条」とは?
小学校の低学年のころ、家に早く着くと、まだワイドショーが流れていることがありました。
ワイドショーの大好物、離婚会見の時、女性芸能人はだいたい黒っぽい服装で、眼鏡。白いハンカチを鼻に当てて、ふしめがちに「私が悪かった」「かわいい奥さんになれなかった」と「謝罪していた」のです。
私だけでなく、多くの昭和生まれは「離婚するのは、ダメな女の証拠」と刷り込まれていったと思います。
令和となった今、「離婚するのはダメ女」などと思っている人はいないでしょう。妊娠中に夫に浮気され、離婚(現在は再婚)した小倉優子がオリコン主催の「好きなママタレ」ランキングで二年連続一位を取るなど、「条件が評価基準」の時代は終わっています。格差が広がり、恵まれている人が好まれないという面もあるでしょう。
「若者が結婚しない」と言われる一方で、若者ではないにもかかわらず何度も結婚し、たくさん出産している女性芸能人がいます。たとえば、タレントの土屋アンナも結婚3回、お子さんは4人います。それでは、ぽんぽん結婚する人としない人の違いは何でしょうか?
結婚しやすいオンナの三ケ条とは?
私が思う「結婚しやすい体質」の人の三カ条は、以下のとおりです。
① 「わからない」と言える。
② 離婚しても大丈夫なようにしておける(仕事はやめない)。
③ 自分の近くにいる人を好きになる、遠い人に憧れを持たない。
まず、①です。
20~40代まで、いろいろな年代、職業の方から婚活相談をお受けしていると気づくのが、「返事が早い人は、結婚が決まるのも早い」ということ。
これは、「すべてを犠牲にして、婚活せよ」という根性論ではないのです。レスポンスの速さが示すのは、「わからない」と言えるかどうかではないでしょうか。
たとえば学生時代、数学で男性と女性で「教わる公式が違う」ことはないはずです。雇用や昇進はさておき、社会人となったら、同じ職種であれば「同じルール」を教えられはず。
しかし、婚活は男女でルールは全く違うのです。男女では視点が違うため、女性が「よかれ」と思ってやっていることが、男性には「全然響いていない」ことがある。このギャップを埋めるために、「調べる」「くらべる」課題を出していますが、まじめな人は
「今、仕事で忙しいので、かたづいたらご連絡します」
と律儀にお返事してくださるのです(そして、実際にかなり後になってリターンがあります)。
「わからない」と言うことが大事なワケ
時間のある時にじっくり考えて、ちゃんとした答えを見つけようと思っていらっしゃるのかもしれませんが、みなさん忙しいので、「時間のある時」を探していると、長期休暇とか定年後になってしまうでしょう。
わからない時はさっさとギブアップしたほうが、先に進めると思うのです。通勤電車の中で考えても結論がでないのであれば、もうそれは「わからない」と言ってしまったほうがいいと思います。
「わからない」と言わないと、周囲からの手助けは望めなくなります。また、結婚は大きな決断ですからある程度の慎重さは必要ですが、先のことは誰にとっても「わからない」わけですから、考えすぎると先に進めなくなります。その結果、チャンスを逃してしまうとしたら、もったいなさすぎます。
それでは、どうしたら考えすぎずに結婚の決断ができるかというと、②のように「離婚しても大丈夫」な状態をキープしておけばいいのです。
たとえば、東京の女性が、北海道の酪農家の男性と結婚したいと思った場合、すべてを捨てて北海道に行くと、失敗した場合のリスクがあまりにも大きすぎます。別居婚にするなどして、いかに「自分の持っているものを捨てないか」がポイントになってきます。
オトナのカップルだからこそ、必要なこと
次に③。
おそらく、これが一番難しいことでしょう。
土屋アンナは10日放送の「ダウンタウンなう」(フジテレビ系)に出演し、3回の離婚を振り返りました。1回目の結婚はモデル。2回目の結婚は、スタイリスト(この方、暴行事件を起こして、警察のお世話になっています)、3回目の結婚は同じ事務所の別部門に所属していた男性だそうです。
好きになったらすぐ結婚という感じで、直情型の人生を歩んでいるようですが、彼女は3回とも“同業”とか“裏方”といった具合に、自分に近い場所で男性を見つけています。
恋愛に縁がない人ほど、遠い場所の男性と交際しようとしますが、恋に恋するティーンならともかく、オトナのカップルであれば、話が通じなければ結婚する意味がないでしょう。
その昔、株式会社サイバーエージェントの藤田社長と女優・奥菜恵が結婚したことを覚えておいででしょうか。
時代の寵児である青年実業家と人気女優という人気者同士の結婚でしたが、離婚してしまいます(余談ですが、社長と女優というカップルは、結構破綻しています)。
離婚原因は明らかにされていませんが、藤田社長はその後、美女軍団と名高い同社の秘書の女性と結婚しています。同じ会社で同じ仕事をしていたら、基本的に話は合いやすい。下手にITの社長を狙わず、共通の話ができる“近場”で恋をするアンナは、大変エコで燃費がいいのです。だから、3回も結婚できるのでしょう。
ラクそうに見せかけて、アンナと現夫はメリットを共有している
アンナの現在の夫は、今はアンナのマネージャー業務を請け負っているそうです。アンナに仕事が入れば入るほど事務所はうるおい、当然、アンナや夫の収入も増えるわけですから、「メリットを与え合う」という結婚の原則にあてはまっています。アンナの近場で恋をする癖から考えて、常にそばにいることで、お互い、浮気の可能性を低くすることもできるでしょう。
私は最近、同世代の友人と「死ぬわけじゃないから、やってみよう」「いつ死ぬかわからないから、やっちゃおう」と声をかけあうのですが、どうぞみなさんも食い扶持だけ死守して、気楽にやっていただきたいと思います。
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