#147 婚活で大切なのは「条件じゃなく」アレだった【40代編集長の婚活記】
ランチデートのあとは
ジェントルさんとのお付き合いが始まってからというもの、毎日とは言わないけれど連絡もマメに取るようになり、毎週デートをするようになった。7回目のデートは六本木でランチ→美術館デートを経て、「今日の夜ごはん、僕が作りましょうか」という流れから彼の家に行くことになった。
東麻布にある日進ワールドデリカテッセンで食材を買い物し、彼の家へと向かった。
経験豊富なジェントルさん
買い物をしているときに感じたのは、ちょっと経験したことが違う人なのかも、ということ。
インターナショナルなマーケットに並ぶ、異国情緒あふれる食材。こんなところ、来たことなかった。お客さんはみんな多国籍。ジェントルさんも仕事で海外出張が多いし、以前は海外に住んでいたこともあるらしい。とてもグローバルな人。
そういえば、仕事も転職を繰り返してキャリアアップしている。結婚も子育ても経験している。いろいろと経験豊富だ。
なにかと足りない自分
それにくらべて私は……。
生まれも育ちもずっと埼玉県秩父市で、めっちゃドメスティック。学生時代の留学経験もないし、英語力はかろうじてひとり海外旅行ができるレベル。
仕事だって、新卒から入った会社に24年間ずっと勤務していて転職経験はないし、もちろん結婚も子育てもしていない。それどころか住んでいるところも20年近く同じ場所。
たくさんの経験を積んでなんでもできてしまうジェントルさんと、狭い世界で生きているあまり変化のない私。
4カ月のデートで「感覚的なもの」は合うと思ったけれど、生きてきた経験はほぼ真逆なんじゃないかと思った。
スポンサーリンク