寒暖差が7℃を超えたら要注意!更年期の女性が特に深刻化しやすい「秋バテ」は自律神経の乱れが原因。対策に効果てきめんな「温活」に差がつく2つのポイントとは?【医師解説】
更年期をはじめ、女性の不定愁訴のほとんどは冷えが原因です。医療の現場で冷えによる不調に苦しむ女性を多く診てきた内科医の石原新菜先生が温活ドクターとして、今回は魔法びんのパイオニア「THERMOS(サーモス)」アパレル小物ブランド「&ONDO(アンドオンド)」の秋冬新製品発表会に登壇。秋から冬への本格的な寒さへの対策と、更年期女性が影響を受けやすい「秋バテ」について教えていただきました。
発表会では冷えに関する興味深い調査結果が発表されました。20~50代の男女800名を対象にした「サーモス」が行った『冷えに関する実態調査』によると、全体の55.8%が「冷え性ではないと思う」または「どちらかといえば冷え性ではないと思う」と回答したとのこと。
ところがその方たちに現在の体の状態に関する質問を投げかけたところ、自分は冷え性ではないと思っている人の中で、27.8%の人が自覚のない冷え性=隠れ冷え性だったということがわかったそうなのです。

※「隠れ冷え性」は本調査における独自定義であり、医学的な疾患名ではありません。石原新菜医師の監修により作成した 9 項 目のチェックリストのうち 1 項目以上に該当し、かつ自身を冷え性だと思っていない方を指します。資料:サーモス「冷えに関する実態調査」より
その結果を受けて、石原先生によると「ご自身では冷え性でないと思っていても、夏の時期にエアコンの効いた部屋で裸足や薄着で過ごし、冷たいドリンクを好んで飲み、湯船に浸からずにシャワーだけで過ごす習慣が、気づかないうちに体を冷やしてしまっているのだと思います。そのため、冷え性の自覚はなくても、冷えによる不調に悩まされている方が少なくありません」
一日の寒暖差が7℃以上あると自律神経が乱れて「秋バテ」が加速する
「夏の冷えを放っておいたまま、秋に突入すると秋バテの症状が起きてきます」と石原先生。OTONA SALONE読者に向け、秋バテについて詳しく教えていただきました。
特に9月~10月は、猛暑日が落ち着いたかと思えば、突然肌寒さを感じるほど涼しくなったり…。秋雨前線による大雨や台風によって気圧が大きく変化します。この温度や気圧の乱降下によって、気分が落ち込んだり、体が重くなったり、やる気が出なかったり、理由のわからない不調が起こる、それが「秋バテ」です。
秋バテは自律神経の乱れが原因です。一日の中で寒暖差が7℃以上あると自律神経が乱れてさまざまな不調が出やすいと言われています。得に更年期世代の女性は、女性ホルモンの影響でもともと自律神経が乱れやすい状態です。さらにそこに秋の気候変動が加わって、心と体にダメージを受けやすいんですね。
さらに夏の暑さの疲れが出てくるのもこの時季。ほかの季節以上に“何となく不調”が出やすいので、疲れを感じたら無理をせず休んで、ご自愛が大切です。
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