あご・口周りのニキビ、どう治した?私が実践した6つの「吹き出物対策」は
皆様、初めまして!ビューティアドバイザーの中平彩香です。
美容の現場で10年働いている私も、かつてしつこいオトナニキビに1年半ほど悩まされました。そこでこれからお話しする6つの対策法を実践。3ヶ月後にはボコボコ大きなニキビができなくなり、半年後には落ち着きました。
この記事では私自身経験したオトナニキビの対策方法をご紹介させていただきます。オトナニキビに悩んでいる皆様、是非参考にしていただければ嬉しいです。
30代ごろいちばん悪化した「口周りのニキビ」。衝撃の写真は
【Before】
私が28歳のころから生理前になると顎に出来始めた吹き出物。
30歳を迎える頃にはさらに悪化して、Beforeの写真の状態になりました。
顎に大きい膿のある吹き出物が絶えず出続けました。そして頬やおでこ、顔全体にもできるように……。
繰り返す地獄に、すっぴんを死ぬほど見たくない毎日。
洗顔方法やスキンケア方法を変えたり、皮膚科に行ったり、インターネットで改善方法を調べてみたけど悪くなる一方。
なんで治らないの…..こんなに頑張っているのに!
大人ニキビに悩む方はこのような思いをされている方が多いのではないでしょうか? 私もそうでした。本当に辛い!
【AFTER】
Afterは半年後くらいの写真。これから紹介するポイントを試した結果、目立つ大きな吹き出物も出なくなり、ニキビ跡も徐々に引いていきました。
大人ニキビの原因は複雑。いろんな原因が絡み合って出てきます。
もう私の肌は二度と綺麗にならないのかな……。
正直何が原因かわからない!
そんな思いをしている大人ニキビに悩む皆様!
今回は、ニキビができる原因とともに私が実際に経験して改善した方法をご紹介していきたいと思います。
オトナのニキビには皮脂以外の要因も関わる
ニキビを作り出す主な原因は、ご存知アクネ菌。何らかの原因で皮脂が過剰に分泌されたり、角質が肥厚したりして、毛穴が塞がれると、そこに皮脂を栄養源にしているアクネ菌が繁殖し、炎症が起こります。この炎症状態がニキビ。
皮脂の分泌や角質の肥厚は、ストレス、睡眠部不足、ホルモンバランスの崩れ、不規則な生活、食生活の乱れによる栄養不足、腸内環境の悪化など、原因が一つだけではなく、オトナのニキビができる原因は複雑です。
私も吹き出物がで始めた時期は勤めていた会社を退職し、独立するタイミングでした。先の見えないプレッシャーに押しつぶされそうな日々を送り、ものすごいストレスだったのを覚えています。
そのためコンビニのお菓子などを寝る前にやけ食いをしてしまうこともあり、食生活も偏っていました。さらに鏡の中の肌荒れでブツブツの自分の顔を見て、憂鬱に。全てが悪循環だったのを覚えています。
結論からお伝えすると、私の肌は以下の6ポイントを心がけたことで、劇的に改善されました。
①洗い過ぎない、ケアし過ぎない
②安価で大量生産な食べ物に頼るのをやめた
③冷え性の改善
④腸内環境の改善
⑤趣味を作って気持ちの切り替え!ストレスを抱えないように
⑥「べき論」「完璧主義」をやめた
この記事で私の6ポイントを1つずつお伝えします。
1・洗い過ぎない、ケアし過ぎない
吹き出物が出ると気になってケアをしたくなるのが人間の心理。私も例外ではなく、毛穴の詰まりが原因だと思い、クレンジングをその当時、8分間も念入りにしていました!
その後の洗顔もしっかり行い、またリンパの詰まりが原因だと思い、自宅で顔のマッサージも毎日行なっていました。
続けて化粧水、美容液、シートマスク、クリーム…..。
しかしよくなるどころかやればやるほど肌は悪化。
その後、仕事で出会った美容の先生に改めて肌の働きを教わったところ、「過剰にケアすればするほど肌本来の働きが失われていく」と教わりました。
この教えを元に、シンプルなケアに変更。
まず、大きい吹き出物が絶えず出ている肌状態は、肌の免疫力が下がっているため、過剰なケアはNG。ローションとクリーム、日焼け止め、クレンジング、洗顔。美容液やマスク等は必要なし!3ヶ月〜半年続けて、アフターのような写真の状態になりました。
また、洗顔するときのお湯の温度も注意!!忙しいからといって身体を洗うシャワーと一緒に顔を洗ってはいけません。
熱すぎるお湯はお肌に必要な皮脂と水分を洗顔料とともに過剰に洗い流してしまい、乾燥の元になります。
洗顔するときの温度は32〜33℃、少し冷たいぬるま湯で!
こうすることにより、お肌に潤いを取り戻し肌が柔らかくなり、代謝しやすい肌が蘇りました。
2・安価で大量生産の食べ物に頼るのはやめた
忙しい毎日を送っていると自炊が億劫になり、きちんとした食事を摂ることができなくなる方も多いのではないでしょうか?コンビニでサンドイッチやおにぎり、菓子パンなどを買って食べることや、さらに余裕がないときはお菓子で食事を済ませてしまう日々が続いたり…
そういえば、私もチョコレートスナック菓子を1袋、夜ご飯代わりに毎日食べてたのをきっかけに大人ニキビがで始めたな…。
このような食事が続いてしまった時こそ、肌や髪、爪などの身体の材料となるお肉・お魚・大豆製品などのタンパク質、肌の生まれ変わりを促してくれる人参、かぼちゃなどに含まれるビタミンA、ブロッコリー、レモン・キウイなどの柑橘系に含まれる抗酸化効果のビタミンCを積極的に摂ること。
また、個人差がありますが、女性ホルモンの分泌を助ける大豆製品を積極的に摂るように心がけるように。食材で摂るのが難しければサプリメントで補ってもOK!これらの栄養素を取り入れることで、徐々に大人ニキビは落ち着いて行きました。
嗜好品を絶対に食べてはいけないというわけではなく、忙しいときだからこそ一呼吸置いて、普段どんな食事をしているのか振り返ってみることが大切だと思いました。
3・冷えの改善
「冷えは万病の元」。身体の冷えは血液を滞りやすくし、身体の老廃物を出す力が衰えます。また腸から吸収した栄養も肌に届けにくくします。
日常生活で冷たいものを飲まず、常温・暖かいものを飲むことを心がけたり、湯船に使ったり運動をするなど温活を心がけました。
そうすることで代謝が促進され、オトナニキビやニキビ跡の治りも早くなりました。
4・腸内環境の改善
便秘や下痢など、腸内環境が悪いと肌への影響がダイレクトに!
腸内が悪玉菌優勢だとアンモニアなど毒性のある物を発生させ、それが腸から吸収され血液を介して全身を巡ります。この毒性が肌にダメージを与え、肌荒れやオトナニキビの原因になります。
私も万年下痢で栄養がしっかり吸収できず、水分も身体の外に過剰に出過ぎてしまって肌がボロボロになっていました。
乳酸菌の健康食品や発酵食品を食べるなどして腸内環境を改善するように気をつけました。
5・趣味を作って気持ちの切り替え!
仕事でのストレスは誰にでもあるもの。気持ちの切り替えが大切!ということで、当時趣味なしだったのですが、趣味を見つけ仕事とプライベートに線引きをしました。
私は体を動かした方が冷えも血液循環も改善できることでダンスをスタート。趣味を見つけたことで仕事でもストレスがリフレッシュされて、自然と気持ちよく仕事をすることができるようになりました。
ストレスがあると身体の中の活性酸素を増やして、オトナニキビを出やすくするだけではなく、老化の原因に!!ストレスをうまくコントロールすることもオトナニキビの改善に強く関係しています。
6・「べき論」「完璧主義」をやめた
接客業をやっているため、職業柄か完璧主義でした。これは「こうあるべき」「こうすべき」という「べき論」が多く、自分も周りも疲れて悪循環。
でも、自分が思っていることと、周りが考えていることは必ずしも同じではないし、物事に正解はない。
「自分のこだわり」や、「こうでなければならない」という考えを手放し、考え方を柔軟にしたら気持ちが楽になり、大人ニキビも落ち着いてきました。
何歳からでも肌はまた美しくなる。悩みを手放してほしい!
「もう私の肌は二度と綺麗にならないんだ」と諦めている皆様。何歳になっても人間の細胞は生きて日々生まれ変わっています!私もそうでしたが、当たり前のことのように思えることをしっかり内面と外面の両方ケアをすれば美しい肌を取り戻すことができます。
ただ覚えておいて欲しいのは1週間2週間では治らないということです。肌の状態にもよりますが、私の場合は3ヶ月〜半年かかりました。まず自分ができることから始めて見ると変化が見えてくると思います。
肌状態の良し悪しは女性の心のコンディションを左右してしまうほど重要。鏡を見るのも憂鬱になって、人と会うのも億劫になります。
現在、肌荒れで悩んでいる方達にこの記事が少しでも役に立てば幸いです。
【自己紹介】
中平彩香 ビューティアドバイザー
1986年生まれ。管理栄養士有資格者。日本の大手エステサロンに勤務したのち2011年に中国に渡り、独立。上海を拠点に現在も日々エステ施術とスキンケアの指導をお客様に行なっている。
上海でもお客様のメイン層はオトナサローネ世代。皆様の美しさのお手伝いができると思っております。
【オトナサローネ編集長アサミも同じ体験をしていた!その実例は】
>>口元、あご、口周りの吹き出物・大人ニキビの原因と改善法は?ストレスの肌荒れに悩む人へ! 【BEFORE→AFTER】
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