「ママが、パパにいじめられてる」保育園で泣いていた5歳の息子。それを知った私が踏み出した大きな一歩は
「ママが、パパにいじめられてる」保育園で泣いていた息子
退院して2週間ほどたったころのことです。送り迎えのたびに顔色の悪いDさんを見て、保育園の先生が声をかけました。
「Dさん、体調が悪そうですが、大丈夫ですか?」
「大丈夫です」そう答えようとしたのに、言葉が出ませんでした。そのまま園の面談室で、流産したこと、入院した日に夫から送られてきたLINEのこと、流産後も責められたことを、Dさんは初めて他の人に話しました。
先生は最後まで口を挟まずに話を聞き、静かに言いました。
「それは、モラハラです。Dさんが悪いのではありません」
そんなふうに言ってもらったのは、結婚してから初めてでした。
そして先生は、もうひとつDさんに伝えました。
息子が園で、お友だちに、
「ママが、パパにいじめられてる」
と話しながら、泣いていたというのです。家では何も言わない息子でしたが、ひとりで苦しい気持ちを抱えていたのです。
「このままでは、息子の心まで傷つけてしまう」
そう思った瞬間、Dさんの中で、
「離婚したい」
という気持ちが、
「離婚しよう」
に変わりました。
それでも、母子二人で暮らしていけるのかという不安は残っていました。そんなDさんに、先生は言いました。
「うちの園には、ひとり親のご家庭もたくさんあります。生活は大変でも、皆さん子育てを頑張っていますよ。自分も子どもも心が幸せだから、頑張れるのだと思います」
その言葉を聞いて、Dさんは初めて、息子と二人で暮らす生活を具体的に思い描くことができました。
離婚調停の申し立てをすると、なんと夫は… 次ページ
この記事は
モラハラカウンセラー
麻野祐香
スポンサーリンク
【注目の記事】
スポンサーリンク
スポンサーリンク
















