【40代編集長の婚活記#19】ハイスペックなのに結婚できない男5つの特徴
相手の立場で自分を客観的に見ると…
たった1回のデートでは、正直にいってエリートさんのことはあまりよくわからない。マイナス点はあったがもう一度会ってみてもいいんじゃないかな、注意した点は直してくるかもしれないし……と思えてきた。でも待てよ、エリートさんの立場に立って考えてみよう。1.婚活パーティでの立ち居振る舞いに、いちゃもんをつける
2.自分の恋愛観を否定する
3.デートの場所選びにクレームを出す
4.初デートで説教する
5.ちょっとしたミスを徹底的に追及する
6.矢継ぎ早に質問をまくしたてる
7.そもそもメールのレスが遅い
8.仕事が忙しい
よく考えるとイヤだな、自分が男だったら彼女にしたくないな……。まったく癒されなさそうだし、怖いもん。「デートでドン引きした彼女の行動10選」っていうネットの記事にありそうなネタばかり。
冷静に考えて、私はエリートさんともう一度会ってみてもいいかなと思い始めていたが、エリートさんはそう思わない気がする。説教するわ、ランチのあとのデートを断って仕事に行くわ。こんなキツくてワーカホリックな女に、もう連絡しないよね。
なんとエリートさんからメールが来た
ランチデートでエリートさんとお別れしたのが14時半。仕事を終えて帰宅した21時を過ぎたころ、ふと思い出した。ごちそうしてもらったんだからお礼のメールをしないと。忘れてた。こういうことに長時間気がつかないのも、非マメでモテない女の悪いところだよね。だいぶ遅くなっちゃったけど、いまさらながらお礼メール送ろう。そう思ってスマホを手にした。
エリートさんからのメールが届いたのはそんな矢先だった。逆にエリートさんからメールが来るなんて思わなかった。なんて書いてきたんだろう!
また会おう?
もうサヨウナラ?
それとも全然違う内容?
ドキドキしながら、エリートさんからのメールを開いた。
エリート「今日は時間を作っていただき、ありがとうございました」
あら、なんだか固いわね。
エリート「短い時間でしたが、とても楽しかったです」
楽しかったの⁉ アドバイス&説教だったけど! やっぱりエリートさん、ちょっとM寄り⁉
エリート「反面、とても考えさせられるところもありました」
あら、アドバイスしすぎちゃったかしら……。ま、時間のとらえかたは考えなおしたほうがいいよね、タイムイズマネーだから。
エリート「自分を見つめ直して、また次、頑張ろうと思います」
見つめ直すことも大事よ。ん、次とは?
エリート「アサミさんも頑張ってください。いい出会いがありますようにお祈りしています」
ありがとうございます。エリートさんになんだか祈られたわ。あれ、コレって何? 文脈を読み取ると……つまり私は……フラれたってことよね!?
文章からの空気を読んでみると
まちがいなく、私はエリートさんにフラレた。初デートであんだけやらかしたら、もういいやって思うよね。私のことをさりげなく立てながらも、ストレートな言葉は使わずに、鈍感な人間でもフラれたとわかるソツのない文章。あぁ、エリートさんからの初期のメールはそんな感じだったなぁ。
もう会わないってことですもんね。でも、いちおうお礼も、そしてお詫びも含めて返信メールをしておこう。
アサミ「本日はありがとうございました。そしてごちそうさまでした。途中、いろいろと失礼しました。お互い、ステキな出会いがあるといいですね」
と書いて送信した。さよなら、エリートさん……。
7年ぶり、1回目のデートであっさりフラれる44歳・独女。アラフォーの婚活はまたふりだしに戻ったのだった……。
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