【40代編集長の婚活記#164】飲み会で出会った48歳バツイチ男性。40代独女、どうする?
Y嬢が大きな声を出す
そのときだった。キッチンにいたY嬢が急に大きな声でこう言った。
Y嬢「ゲームさんも独身ですよね!」
ゲーム「ゴホッ、ゴホゴホ……」
突然、咳き込むゲームさん。なにかにむせたように咳をした。あわててコウハイちゃんが水を渡す。
ゲーム「そうだけどさ。なんだよ、突然」
へー、そうなんだ。同世代のゲームさん(48歳)は独身なんだ。何の根拠もなく年齢的に既婚者だろうと思っていた。自分のことは棚に上げて。
Y嬢「ゲームさんも婚活しましょうよ!」
ゲーム「なんだそれ。オレの話はいいんだよ」
改めてゲームさんを見てみる
Y嬢「アサミさん、どう思います? ゲームさん素敵じゃないですか? 仕事はデキるし、人望もあるし、これからもっと偉くなる人なんですよ」
改めてゲームさんを見た。シンプルで清潔感のある身なり、スッキリとした顔立ち。パッと見はクールでとっつきにくそうな印象はあるけれど、Y嬢やコウハイちゃんとの会話の感じはとてもフレンドリー。
アサミ「なんとなく、長くおつきあいしている彼女がいそうですけど」
Y嬢「それがいないんですよ。仕事ばーっかりやってるから」
アサミ「え、バツイチとかですか?」
Y嬢「あ! どうなんですか? ゲームさん!!」
そう言いながら、温めていたふろふき大根をテーブルに運んできた。
本日のメイン(?)ふろふき大根、登場!
アサミ「いいにおい! 美味しそう!」
Y嬢「自分で言うのもなんですけど、ホント美味しいんです。食べてください」
と言って、全員にふろふき大根を取り分けてくれた。
コウハイ「マジで美味しいです!」
センパイ「うん、ウマいね」
ゲーム「確かにウマい」
みんなが口々にほめているY嬢の手作りふろふき大根。口にしてみると確かに美味しい。彼女の元気キャラクターと料理上手が合致しなかったけれど、ホントに美味しい。これがギャップ萌えってこと?
アサミ「美味しい! ホッとする味だわ」
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