【白湯】作り方と、効果的な飲み方は?冷えをケアする簡単手軽な「温活」

秋から冬へ季節の変わり目、急な気温の変化で体の不調を感じやすくなってくる方も多いのではないでしょうか。冷え性を悩みにもつ女性は多く、季節を問わず冷えについてお悩みを抱えています。冷えが引き起こす体の不調を解消するには体を温めることが大切です。

そんな中、注目されているのが「温活」です。

INDEX
■なぜ温活が必要なの?
白湯の効果とは?
白湯を飲むお勧めのタイミングは?
朝の白湯
インドの伝統医学アーユルヴェーダによる白湯の作り方とは?
大切なのは水分補給!毎日続けて健康管理!

なぜ温活が必要なの?

現代人の体温の平均は36.1度。本来ならば36.9度が理想の体温と言われています。

 

現代人の体温の低下は日々の生活やストレスなどが原因ともいわれています。体温が低いと、月経痛や月経不順、肩こりや腰痛、睡眠障害や肌荒れなど様々な影響があります。

 

体温を上げることで免疫力アップや美肌効果、血の巡りがよくなることで肩こり・腰痛の解消、代謝があがり便秘解消やダイエット効果にも期待ができます。

 

温活は、低くなっている体温をあげるための活動です。あたたかい飲み物を積極的に取り入れたり、体温をあげる生姜など食べものから摂取することや、保温効果のある下着や服装をとりいれたり、お風呂にゆっくり使って温まることも温活といえます。

 

「温活」には飲み物、食べ物、お風呂やストレッチなど様々方法がありますが、実際に温活している人たちの中では、飲み物を意識して温活に取り入れている人が多いです。

 

飲み物の中でも体の不調を引き起こす原因となる冷え解消には「白湯」を飲む習慣がお手軽かつ今すぐに始められる健康法です。

 

白湯の効果とは?

 

特にインドの伝統医学、アーユルヴェーダでは、白湯には冷え性改善、肩こり腰痛の緩和や便秘解消など様々な効果があると言われています。白湯を飲むことで内臓が温められて腸の動きが活発になります。

 

白湯の効果って言われても、水にそんな効果があるの?と思う方もいるのではないでしょうか? そのとおり、白湯に何か特別な成分が含まれているわけではありません。いっぽうで、「白湯は健康習慣としてよい」という経験を多くの人が持っています。

 

アーユルヴェーダでは、およそ50程度の温かい白湯をゆっくり飲むことで、胃腸をはじめ体の内部がゆっくり温まっていくと考えられています。白湯を飲んだ直後から全身の血行が良くなり、ぽかぽかしてくるのが実感できます。

 

また、内臓が活発に働くと消化作用が促進され、胃腸の働きも良くなります。その結果便通が良くなり、老廃物が排出されたことで肝臓や腎臓の働きも改善します。腎臓や肝臓の働きが良くなると体に有害な物質をどんどん排出してくれるのでお肌も綺麗になります。女性には嬉しい効果ですね!

 

白湯を飲むお勧めのタイミングは?

 

白湯を飲むタイミングは朝起きてすぐと、食事中がお勧めです。

 

アーユルヴェーダでは、飲むというよりすするというイメージで、決してがぶがぶ飲んではいけないとされています。

 

水分をとるときは一口ずつゆっくり飲むというのは、現代でも効果的な水分補給方法として推奨されていますね。

 

一度にがぶがぶ飲んでしまうとせっかく飲んでしまった水分が血管に吸収されずに尿として排出されてしまいます。

 

すぐに尿として排出されてしまうと水分補給になるだけではなく、老廃物を流す効果も薄れてしまいます。また、一度に大量の水を取ると血液が薄くなる、腎臓に負担を掛けることが知られているので普段から気を付けましょう。

 

アーユルヴェーダでは150cc程度の白湯をおよそ5~10分かけて飲むのが良いとされています。

 

食事中に飲む場合も食前や食後に一気に飲むのではなく、食事と一緒に一口食べては一口すするのが正しい飲み方となっています。こうすることで食事中ののどを潤し、消化を助け、消化器への負担も減らすことができます。

 

■1日のうち、どの時間に飲むのがいい?

 

朝の白湯

目覚めの一杯として飲むことで寝ている間に汗をかいて発散してしまった水分を補います。内臓温度が高まると、体温を上げるために身体のエネルギーを使う必要がなくなり、その他の器官の活動に使えるようになるので、体内のエネルギーがしっかりと動き出します。

食事前の白湯

食物の消化吸収を促してくれます。内臓が温められるので働きが活発になり、胃腸の消化吸収能力も高まるので飲んでから30分ほど経ったときが、食事を始めるベストタイミングです。

寝る前の白湯

深い睡眠を得るためには、寝ている間の体温を下げる必要があります。身体の深部の温度を下げることで脳のリラックスも促され、質の高い睡眠になるのです。深部体温を下げるには、まず身体の温度を一旦上げるのが効果的なので、寝る前の白湯で温めることも有効です。

白湯の「よい」作り方とは?

 

インドの伝統医学であるアーユルヴェーダによる白湯の作り方はこちら!

▽材料

①きれいな水

②やかん

▽作り方

①やかんに水を入れ強火にかける

②換気扇をまわす

③沸騰したらふたを取り湯気が出るようにする。弱火にする。

④そのまま10分から15分沸かす

その後カップにお湯を注いで50に下がるまで待ちます。水で薄めるのはNGとされます

朝に一日分の白湯をつくり残りはポットに入れておいて保温するということでした。

この方法、何かお気づきになりませんか?実は水道水に含まれるトリハロメタンの除去方法にとても良く似ています。

インドではトリハロメタンなどが知られていない昔から健康被害の原因となる有毒物質や細菌、ウイルスを除去するために完全な煮沸方法が言い伝えられてきたのかもしれません。先人の知恵には驚かされます。

 

大切なのは水分補給!毎日続けて健康管理!

 

白湯健康法で使われる白湯は毎日およそ800cc程度です。

成人の一日に食物から以外に必要な水分がおよそ1000ccなので、ほとんど白湯を飲む、ということになってしまいます。それ以上を飲んでも結局尿として排出されます。

 

白湯健康法がいいのはわかったけど、毎日白湯だけ飲むのはな……コーヒーもお茶も飲みたいし……という人は、朝だけ白湯を飲む、または食事の時の水分補給として白湯にするだけでも十分です。

 

大切なのは内臓をしっかり温めて体に負担を掛けない飲み方をするということです。

 

毎朝白湯を作るのは面倒くさい、という人にはクリクラのウォーターサーバーがお勧め。有害物質をすべて取り除いた純水なので10分以上加熱する必要もなく、お湯も水も簡単に出るので温度調節も手軽です。

 

白湯なら高齢者から赤ちゃんまで安心して飲めるので家族みんなの健康法としてぜひ取り入れてみて下さいね!

参考:ウォーターサーバークリクラ

https://www.crecla.jp/blog/2018/12/post-133.html

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