SHELLY、突然の離婚にちらつく絶望的な誤解「ケンカするほど仲がよい」

キャラが立たないとテレビに出られない時代、芸能人のみなさまは必死にキャラを作るわけですが、キャラというのは時に自分の首を絞める時もあるのではないかと思うのです。

 

サバサバキャラは離婚しても弱音をはけない?

タレント・SHELLYが離婚しました。3歳と1歳のお子さんがいるお母さんでしたが、下のお子さんを出産してすぐに「別れたい」と夫から申し出があったそうです。上のお子さんも小さくて、出産を終えたばかりの時にこんなことを言われたら、頭に血が上っても当然かと思います。

 

統計ではなく世間話レベルの話ですが、女性が離婚を言い出したとき、単に夫が嫌だから別れたいという理由はよくあるそうですが、男性が別れたいといったときは、もう次の女性がいることも多いと弁護士さんから聞いたことがあります。

 

しかし、仮に元夫側に誰か女性がいたとしても、また仮にどんな修羅場があったとしても、サバサバしたキャラで売っているSHELLYはそれを見せるわけにはいかないでしょうし、別れた夫の悪口を言うと、タレントとして自分のイメージが下がってしまうかもしれないというリスクがあります。

 

そのあたりに気を使ったのか、「今夜くらべてみました」(日本テレビ系)や「しゃべくり007」(日本テレビ系)で「ハッピーにやっている」とか「恋したくて仕方ない」と元気であることを強調していたSHELLY。

 

精神医学の世界でも、離婚は強いストレスを伴うものと認識されています。本心ならいいですが、プライベートでは無理しないでほしいなと思います。

 

夫をワルモノにしないように、かつ自分が責められることもないように気を付けて話していることが伝わってきましたが、離婚はさておき、私が気になったのは「ダウンタウンなう」(フジテレビ系)でのSHELLYの「ケンカはしていたけど、コミュニケーションが取れていると思っていた」「離婚の話は寝耳に水だった」発言なのです。案外少女漫画チックな人なのかもしれないなぁと思いました。

 

私たちは知らぬ間に「少女マンガの呪い」にかけられていないか?

少女漫画は少女に夢と希望を与えてくれると思いますが、副作用もあると私は思っています。

 

それは主人公のコミュニケーションを「正しい」と思ってしまうこと。なので、少女漫画的なコミュニケーションをなぞってしまうと「おかしなことになる」ことも発生するでしょう。そのうちの一つが、「ケンカするほど仲がいい」ではないかと思うのです。

 

昭和の少女漫画では主人公と幼馴染の超人気男子がぎゃんぎゃん言い合いし、それを見た彼女(だいたい学園のマドンナ)が「私にはあんなふうに気持ちをぶつけてくれないのに」と寂しそうに笑って身を引く(そして、主人公と幼馴染がくっつく)パターンがあります。

 

ここで女子たちは「本音をぶつけあうのがいい関係」とすりこまれていくのですが、恋愛はどうかわかりませんが、結婚生活なら無駄なケンカはしないほうがいいと思うのです。

 

女性は怒ると過去のことを蒸し返すと言われることがありますが、脳科学によると、女性の脳は「嫌なこと」を数珠つなぎにして収納しているので、一つだけエピソードを拾うことが難しいそうなのです。「過去の事例」をひとまとめにして収納しておいたほうが、ピンチの際は素早く対応ができます。これは赤ん坊に何かあったときに備えるための、子どもを産む性ならではの機能だそう。

 

過去のことを蒸し返さないためには、はっきりとした怒りに変わる前に伝えて鎮火することがポイントになるのではないでしょうか。しかし、それはケンカ腰になることとは違うはずです。

 

なぜオンナは「ケンカするほど仲が良い」と思い込むのか

キャリアウーマンでもないのに、こんなことを書いて我ながら説得力がありませんが、私は結婚は仕事と一緒だと思っています。

 

会社の上司や同僚がすぐにキレて怒鳴る人と、意見をフツウのテンションで伝えてくる人、どちらが仕事仲間としてやりやすいかは言うまでもないでしょう。

 

ケンカが重なるとだんだん疲弊してしまい、口を利くのもイヤになるとか、相手を怒らせないために自分の意見を言わないといった具合に、かえってコミュニケーションの質が低下してしまうこともあるかもしれません。

 

その可能性に気づかないでいると「私たちは言いたいことが言える関係」と誤解してしまい、どんどんケンカをふっかけるようになってしまわないでしょうか。

 

大騒ぎした側はケンカが終わった後にスッキリするかもしれません。でも、それを聞かされた側や弁の立たない側(たいては男性)はモヤモヤが澱のように溜まっていくのではないでしょうか。

 

もちろん、ケンカをしなかったから結婚生活はうまくいくと言うほど、コトは単純ではありません。が、性別問わずケンカをふっかけられて、大きな声を出されたらハラスメントと言う時代です。女性なら許されるという言い分も通らないと思うのです。

 

女性だから言いたいことを我慢して引けとか、スイートでいろという意味では決してなく、結婚生活をある程度長く続けるつもりなら、いかにフツウで居続けられるかはポイントになってくるのかもしれません。

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