便秘に悩む人、必見! 「腸がスッキリ」する3つの朝習慣【40代からの美容道】
便秘がち、なんとなくお腹が張る、お通じはあるけれど固い……そんな症状に悩んでいる人にこそ見直してほしいのが「朝習慣」です。朝の生活習慣をちょっと変えるだけで、実は便秘体質から脱却できるのだとか。便秘外来を設け、30年間で4万人以上もの腸を診てきた腸のエキスパートである松生クリニック院長・松生恒夫先生に、おすすめの朝習慣を聞きました。
朝の「水分」で脳のメインスイッチをON

脳幹網様体を刺激するのはそう難しいことではありません。たとえば、光や音、味覚、皮膚や筋肉からの感覚というように、脳幹網様体は全身から刺激を受けられます。その方法のひとつに、「水分をとること」があげられます。
朝、目覚めてすぐにコップ1杯の冷たい水を飲むことは、便秘の解消法としてよく知られています。まだ何も食べ物が入っていない空の状態の胃に何かが入ってくると胃が刺激され、大腸に「ぜん動を開始しなさい」という信号が送られます。
水分摂取のバランスで腸内環境が変わる
飲み物や食べ物から摂取した水の一部は大腸に到達し、便に吸収されます。つまり、便を柔らかくするためにも水分は欠かせないのです。
飲食・飲水で1日に摂取する水分は約2リットル。さらに口の中の唾液が1.5リットル、胃液として2リットル、胆汁として0.5リットル、膵液1.5リットル、腸液として1.5リットル、合計9リットルとなります。
いっぽう、吸収される量を見てみますと、小腸での再吸収7.7リットル、大腸での再吸収1.2リットルといわれ、これで合計8.9リットルとなります。このバランスからすると便の中に含まれる水は1日あたり0.1リットルということになります。
じつは、便秘が悪化しやすいのは水分をあまりとらない冬季と、発汗が強くなる夏季なのです。大腸内の環境はちょっとした水分摂取のバランスでよくなったり悪くなったりする可能性が大きいのです。
飲み物は水でないといけないというわけではありません。お茶やコーヒーに含まれているカフェインは脳幹網様体を刺激して、朝の目覚めをよくします。
腸内環境を意識して、朝はまず水分をしっかりとりましょう。
朝食抜き、スムージーだけが便秘の原因
食事の回数を減らすダイエットをしているかたや、朝食を食べる習慣がないかたもいるかと思います。朝食は「食べなくてもいい」「スムージーだけ飲んでいる」「その分、昼と夜に食べているから」「朝食を抜けば1日の接種カロリーが少なくなる」と考えているかたも少なくありません。
私のクリニックの便秘外来を訪れる患者さんの生活習慣を調査してみたところ、1日の食事回数が2回以下だと答えたかたは40%を上回っていました。
しかし、腸のことのみならず、アンチエイジングや美容のためにも朝食抜きはおすすめできません。なぜなら朝食こそが、排便にとても重要な「大ぜん動」を起こすスイッチだからです。
朝食にはどんなものを食べたらいいの?
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