
このひと言だけは言わないで!未婚・未産女性のホンネ
「結婚」、「子ども」、「仕事」。
世間でいうところの「女の幸せ三種の神器」。この3つを全部手に入れている女性こそ、いまの時代は最強だ。黄金のトライアングルから放たれる輝きによって、不幸な女という目で見られることはない。
望むと望まないにかかわらず、1つか2つしかもっていない女性は、「幸せの何かが欠けている」と思われてしまうのが世の常。本人はそれで幸せでも、強がりに見えたりするからやっかいだ。
このひと言だけは言われたくない……
「結婚していない女性」、「子どもがいない女性」が一番言われたくない、ひと言がある。それは・・・、『かわいそうな女』
結婚できなくて、かわいそう。
結婚していても子どもがいなくて、かわいそう。
「かわいそう」とは、みじめな状態にある人に対して同情せずにいられない気持ちで、ふびんなさまのこと。他人から「かわいそう」とは思われたくない!言われたくない!と、周りの女性たちは声を張り上げた。
結婚をしていようがいまいが。子どもがいようがいまいが。そんな基準で「かわいそう」が決まるものではないのに。かわいそうと思われることは、同情されること?
「同情するなら金をくれ!」
思わず昔ヒットしたドラマの名台詞がでちゃったけど、ほんとに老後が心配なので同情よりお金の方がありがたい。百歩譲って、かわいそうな女に思えるなら、少しは優しくしてくれてもいいのに、「子どもを産まない女」に対して世間の風は案外冷たい。
「かわいそうな女」と陰で言われながらも、「弱い女」とは思われない矛盾もある。ああ、女でいることは何かと面倒だ。面倒だから、ときには自虐的に「かわいそうな女」や「淋しい女」を演じてみたりするのかもしれない。
「イタイ女」でも構わない?
おばさんの領域に入れば、若さという武器を失い、出産して子どもを持つという希望もなくなる。だからといって、かわいそうではないと自ら主張すれば、今度は負け惜しみをいう「イタイ女」と見なされる。
もう、こうなったらどんな女でもいいわ。
結局、周りの雑音を気にしないことが一番の守勢術。
少子化の現代では、子どもを産むのが正義。
多様性といわれながらも未産の立場だと、声高に何かを主張することはまだ難しい世の中で、誤解も受けやすい。
超少子化が進む日本では、生涯子どもがいない“おこなしさま”が増加傾向にある。俗にいう「かわいそうな女」が世の中にもっと増えていくと、それが標準となり、もうかわいそうな存在ではなくなるのか?それとも、結婚、子ども、仕事の3つを手に入れて「頑張っている女」が、さらに賛美されていくのであろうか。
幸せの基準は自分で決める
「素敵な旦那さま」、「かわいい子ども」、「やりがいのある仕事」
女性はたくさんの種類のピースをもっている方が、勝ち組で幸せそうに見える。目で見て分かりやすいからだ。
足りないピースがあると、「早く見つけた方がいいわよ」と周りから即される。しかも、そのピースは若いほど見つけやすく、年齢を重ねるほど見つけにくい。すると、「早く探さないと、見つけられなくなるわよ」と、さらに発破をかけられる。誰でも探せば見つかるものではないし、どんなピースでもあればいいわけじゃない。
結果、見つけられないと、幸せのピースを手に入れられなかった女として「かわいそう」と表現されてしまうのだろう。たとえ、周りから「かわいそうな女」と思われたとしても、自ら「かわいそうな女」にはなってはいけない。ピースの数では勝負できなくても、中身の濃い、違う形の幸せを見つければいいのだ。
女は欲張りだから、今よりたくさんの幸せを手にしたいと思ってしまう生き物。単純に、幸せのピースをたくさん持っている人を羨ましく思えるときもある。でも、1つや2つ足りないピースがあったって、幸せになれないわけではない。
女は、「自分の幸せ」と「女の幸せ」が別にあるから、やっかいなのだ。なぜなら、自分の幸せは一人で見つけられても、女の幸せは自分一人では手に入れることができないから。結婚して、子どもをもつという「女の幸せ」がなくたって、自分なりの幸せの形を見つけられたら、全然かわいそうじゃない。
子育てしながら働くキラキラしたママたちが脚光を浴びているけど、子どもを持たない生き方を選んだ女性、“おこなしさま”たちだって輝いた人生を歩める。
どんな生き方でも「かわいそう」と言われない世の中になるといいのに。幸せは他人が決めるのではなく、自分が決めるものだから!
未婚、未産の女性が一番言われたくない戦慄なひと言 【おこなしさまという生き方 Vol.31】
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