「じかん」じゃない!「只管」の正しい読み方、知っていますか? 漢字クイズ3問

さまざまな読み方がある漢字。漢字に慣れ親しんでいる日本人であっても、読み間違いをしてしまうことは多々あると思います。普段聴き慣れている言葉であっても、漢字で書かれるとわからなくなることは珍しいことではありません。とはいえ・・・人前で読み間違えたりすると恥ずかしい思いをすることも。

そこで本記事では、意外と読めない漢字のクイズを出題します!

第1問:「只管」の読み方、知っていますか?

間違っているような気がしていても、正しい読み方が浮かばず、「ただかん」と読んだ人は多いのではないでしょうか。「只」「管」という漢字からは想像しにくい読み方であるのは事実です。

「只管」の意味は

[形動][文][ナリ]そのことだけに意を用いるさま。もっぱらそれだけを行うさま。
[副]
1 ひとすじに。いちずに。
2 まったく。すっかり。

です。

正解はこちら!

「ひたすら」です。漢字からは想像しにくい読み方だったのではないでしょうか。

「只管」は、鎌倉時代に道元という人物が宋(そう)から日本に伝えた禅宗の一派・曹洞宗の教えから来ている言葉です。道元は禅の修行を行う中で「心身脱落」の境地に達しました。自我がある状態から無我の状態になったのです。この無我の状態こそが道元の禅の教えです。

そして、そんな道元が伝えた曹洞宗の教えの中にあるのが「只管打坐(しかんたざ)」というものです。これは、ただ“ひたすら”に坐禅をすることを指します。無我の境地に立つために、悟りを求めたり、坐禅に目的を求めたりはせず、ひたすら坐禅を続けます。道元は仏道を学ぶのに「坐禅」を重要視していたと言われています。

「只管(ひたすら)」という読み方は、道元の教えから生まれたわけです。

ただ・・・「只管打坐」という修行、自分たちが「ひたすら」と言葉にする以上にきつそうな印象がありますね!

出典>>「じかん」じゃない!「只管」の正しい読み方、知っていますか?

 

第2問:「時化」の読み方、知っていますか?

「時化」と書かれると「時間」や「化学」などの言葉の印象から「じか」と読みたくなるのではないでしょうか。しかし「じか」は間違いです。

「時化」の読み方は「当て字」なので、相当漢字に馴染みがある人じゃないと、正解を思い浮かべるのは難しいと筆者は考えます…。

まさかの読み方はこちらです!

「しけ」です。

「時化」とは

1 風雨のために海が荒れること。
2 海が荒れて不漁であること。
3 興行などで客の入りが悪いこと。また、商売が思わしくないこと。不景気。

引用元:小学館 デジタル大辞泉

の意味です。

例文には「時化で海に出られない」「時化のため入荷が少ない」などが挙げられます。テレビやラジオの天気予報などで「しけ」と聞いたこと、ありませんか?

「時化」は当て字なのですが、なぜこの字が当てられたのかは不明瞭です。

ただ、辞書には「時化」が動詞「時化る」からきていること、そして「湿気」を活用させた「湿気る」と同語源であることが記載されています。「湿気る」と同語源の「時化る」はかつて「空が曇る」意味で使われていたのだとか。そのうち、天候を表すようになり「天気が曇る→海が荒れる→不漁」の意味に変化していったようです。

不景気なども意味するようになった「時化」。不満や不快感を表す表情を示す「しけた顔」の「しけた」も「時化」から来ています。

出典>>「じか」ではありません。「時化」の正しい読み方、知っていますか?

 

第3問:「丁年」の読み方、知っていますか?

あまり馴染みのない表現かもしれませんが、「丁年」とは、

一人前に成長した年齢。満20歳。また、一人前の男子。

引用元:小学館 デジタル大辞泉

を意味する言葉です。

「丁寧」や「一丁」などでよく目にする「丁」。「てい」にも「ちょう」にも読めますが、「丁年」は一体どちらの読み方を使うのでしょうか?

正解はこちらです!

「ていねん」です。

「定年退職」などで用いられる「定年」と同じ読み方ですが、「定年」は

企業の従業員が一定の年齢に達したことを理由として退職、雇用契約を終了させること

引用元:転職.jp

を意味するビジネス用語です。

出典>>「ちょうねん」ではありません!「丁年」とは何のこと?正しい読みは?

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