【40代編集長の婚活記#212】その感覚にドン引き!? 埋まらない婚活男女の溝
30代前半、女性の転職を考える
レンズ「そうおっしゃると思っていました」
アサミ「でも、仕事を選ばなければ、ですけれど。希望の仕事には就けないかもしれません」
レンズ「まぁ、アサミさんはご自身で何とかする方じゃないですか。元妻はそういうところがなかったんですよね」
前の奥様が仕事をしていなかった理由はわかったけれど……。レンズさんは自分の転勤という都合に合わせて退職した彼女の気持ちや女性の転職の難しさを、あまり理解していないんじゃないかと思った。簡単にいえば、ちょっと自分勝手だなと。
一致しない「感覚」がハッキリわかった
レンズさんと決定的に一致しない感覚があることがハッキリ見えてきた。それは、“僕に合わせてもらうのが当たり前”という感覚だ。
結婚したら、僕と一緒のときは30分前行動にしてもらう。
転勤になったら、ついてきてもらう。
ついてきてもらうけど、仕事はしてほしかった。
無職だから、僕の母親の介護はしてもらって当然。
前の奥さん、よく10年以上も結婚生活を続けられたな……なんて思ってしまった。
そろそろ、いいかな
なんとなく、レンズさんとは根本的な相性が合わない気がする。お付き合いするのはちょっと厳しいかも。ここまでの会話で、それがよくわかった。
3回デートしてみたけど、そろそろ潮時かな。
だからその後の会話は、お互いの感覚を探るようなものではなく、他愛のないものにとどめておいた。共通する、食事のこと、ゴルフのこと。そんな程度にしておいた。
会話をゆるくした分、食事やお酒を美味しくいただけたので、それなりに楽しくデートを終えた気がする。
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