【40代編集長の婚活記#213】終わりの予感! 50代眼科医から指摘されたこと
あんまりいい話じゃないよね
レンズさんが言おうとしていることは、あまりポジティブな内容ではなさそうだ。あんまりいい話じゃないと見た。ノー天気な私だけれど、そのくらいの空気は読めた。
アサミ「さっき、伝え忘れたことでもありましたか?」
言いにくうなことだけれど、このまま沈黙が続いていても困る。誘導するような質問を投げかけてみた。
レンズ「伝え忘れたというか……。早いうち話したほうがいいと思いました」
早いうち話したほうがいいことって?
なんだろう、早いうちにって。30分前行動のルールを守ってほしいってこととか?
アサミ「何でしょう?」
レンズ「アサミさんとは、婚活アプリでマッチングしてから、2カ月くらいになりますね」
アサミ「はい」
レンズ「僕のまわりにはあまりいないお仕事のかただし、社交的だし、バリバリ仕事をしていて自立している女性で面白いと思ったんですよね」
アサミ「ありがとうございます」
この流れは「終わり」かな
最初はほめつつ落とすパターンかな、これは。たぶんもう終わりにするって流れだろう。私も潮時だと思っていたけれど。なんとなく覚悟はできた。
レンズ「ゴルフという共通の趣味もあるし、食事の好みは合うのかなと思いました」
アサミ「私もそう思いました」
レンズ「でも、大きな価値観の違いがあるなと思いました」
それはこっちのセリフよ。時間感覚とか、当たり前の価値観が違うと思ったわ。
アサミ「どういう価値観ですか?」
やっぱり、時間ギリギリに到着していたことかしら……。
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