「キャー、白髪!」焦る40代が食べるべきものって?【髪トレ#2】

毛髪関連企業の最新調査によると、40代以降の女性の髪の悩みの大半が、白髪、パサつく、うねる、分け目が薄くなる、ボリュームが減るなど、「加齢による髪の変化=劣化」です。

 

残りの人生半分を、豊かで健康的で美しい髪をもち、パーマやカラーも好きに楽しむには、髪や頭皮を鍛え、底上げされた状態を維持できるように、髪を鍛えることが重要です。

『髪トレ もうケアはいらない 美髪の法則』(余慶尚美・著 主婦の友社・刊 1,300円+税)から、いつでも簡単にできるシンプルな方法で、美髪をかなえる方法を抜粋し、お教えします。考案はヘアケアスペシャリストの余慶尚美さん。50才には見えない美髪にも注目。

 

今回は白髪が気になる世代向けの「美髪を作る食べ物」です。

 

白髪が気になる人が「食べるべきもの」とは?

髪の「黒」のもとであるメラニン色素や、メラニン色素を作るメラノサイト(色素形成細胞)の働きを助ける食材があります。

 

 

【ヨード】

細胞の成長を助ける&メラノサイトを活性化

 

ヨードには細胞の成長や代謝を促進する作用があり、髪を健康な状態に保ち、メラニン色素を作るメラノサイトの働きを活発にする働きが。海藻や魚介に多く含まれています。

 

・海藻類

こんぶ、ひじき、わかめ、のりなど

 

・魚介類

いわし、さば、かつお、ぶりなど

 

【チロシン】

メラニン色素の原料のひとつ。

白髪に対抗する

抗ストレス作用も

 

チロシンはメラニン色素の原料のひとつ。不足すると、どれほどメラノサイトが働いても髪の毛に色をつけることができません。抗ストレス作用もあり、白髪予防にぴったりです。

 

 

・乳製品

脱脂粉乳、ナチュラルチーズ、プロセスチーズなどのチーズ類

 

・果物

バナナ、アボカド、リンゴ

 

・魚介類

かつお、まぐろ、たらこ、ちりめんじゃこ、ひらめ、うるめいわしなど

 

・大豆・ナッツ類

アーモンド、大豆、落花生、豆腐など

 

 

【銅】

チロシンの働きを活性化。

チロシンと合わせて摂取を

 

銅はメラニンの生成に必須の酵素、チロシナーゼの働きを活発にするミネラル。体内で生成できないため、食事でとるように心がけて。チロシンとあわせてとると相乗効果でよりGOOD。

 

・豆類

大豆、納豆、カシューナッツなど

 

・野菜

ごぼう、ニンニク、パセリ、モロヘイヤ、カンピョウなど

 

 

・穀類

そば、さつまいも、玄米など

 

・魚介類

ほたるいか、えび、かになど。

 

 

・果実類

あんず、プルーンなど

 

 

・体を温める食品も効果的

 

 

【カルシウム】

メラニンを生成する

メラノサイトを活性化

 

髪の黒色のもとであるメラニン色素を作るメラノサイトを活性化する栄養素。髪の黒色を維持する効果があり、白髪予防に効果的です。

 

乳製品、小魚、桜エビ、海藻類など

 

 

葉酸

チロシンの生成に必要

 

キャベツ、ブロッコリー、ホウレンソウ、枝豆など

『髪トレ もうケアはいらない 美髪の法則』(余慶尚美・著 主婦の友社・刊 1,300円+税)

これから生えてくる髪をすこやかに育てることをめざす髪のトレーニング「髪トレ」。シャンプー法やドライヤーの正しいかけ方、美髪を育む食材などを紹介するほか、悩み別対処法、ヘアスタイルのアレンジ法などを伝えます。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク