
この美しい「女優の眉」はどう描くの?実は200円!【床嶋佳子の美人術#2】
先ごろ、男性医師との入籍を発表した女優、床嶋佳子さん。この9月に56歳の誕生日を迎えるというのに、なお透明感のあるツヤ肌、スリムなカラダを保ち続けています。
その美の秘訣を包み隠さず大公開した初のライフスタイル本「床嶋佳子のビューティーライフ」(主婦の友社・刊)から、床嶋さんのキレイのヒミツをご紹介します。
今回は、顔の8割くらいの印象を決めると言われる重要なパーツにもかかわらず、正解が分からない! という声も多い眉の描き方。40代女性が迷うメイク第1位の眉について、知的で落ち着いた印象を演出する床嶋さんならではの「マイナス5歳の女優テク」を教えていただきました。
(本記事は2019年5月配信内容の再構成です。掲載商品は2019年5月1日時点の情報です)
200円のプチプラコスメで理想の眉が完成。 ナチュラルもシャープもこれ1本!
私がかれこれ20年以上使用しているのが、資生堂のアイブロウペンシルのダークブラウン。その間、パウダーなどもいろいろ試しましたが、意外と難しくて結局これに戻りました。とってもリーズナブルなのに安定したラインが描けて、ぼかしやすいんです。色も黒すぎず茶色すぎもせず、自分の目の色とも合っていて。芯に適度な硬さとやわらかさもあるので、ふわっと立体感のあるやわらかな眉も、キリッとシャープな眉も自由に描くことができます。
<USE IT>
資生堂 眉墨鉛筆(アイブロウ)ダークブラウン
1959年発売。適度な芯の硬さで描きやすく、自然な眉に仕上がるプチプラ優秀コスメ。
<HOW TO>
1.眉を整える
アイブロウブラシで毛の流れにそってブラッシングします。
2.眉山から眉尻までを描く
眉頭から描き始めるとどうしても濃くなって不自然に見えてしまいがち。眉山を強調しすぎず自然な位置に決め、眉尻まで描きます。手が震えたりブレたりして描きにくいときは、反対側の手でひじを支えて固定すると上手に描けます。
3.眉頭から眉山をつなぐ
眉頭は濃くならないように毛の流れに沿って少しずつ描き足し、自然に眉山までつないでいきます。
4.アイブロウブラシで自眉となじませる
眉全体をアイブロウブラシでなじませ、バランスを整えていきます。ブラシでなじませてぼかすことにより自眉となじんで肌に溶け込み、ふわっとやわらかい質感の眉になります。キリッとシャープな印象に見せたい場合は、さらにもう1度、今度はぼかさないで描き足します。
やりすぎはNG! 若見え眉は、描き足しすぎずやわらかな質感を意識する
撮影の現場や仕事の種類によっても違いますが、メイクは自分で行うことも多いです。眉は描き足しすぎたり、眉山の角度をつけすぎたりすると野暮ったいうえにキツイ感じの印象になってしまいます。良妻賢母の役なら眉山はやわらかな曲線に、キャリアウーマンならきちっと正しい位置に描いてシャープに、着物の場合は横長でちょっと短く描くようにしています。
「メイクは時代を映す鏡」と言われますが、プライベートでも仕事でもベースは変えず、基本、どんなシーンでもやりすぎないように心がけています。最近は太めでまっすぐな水平眉が人気のようですが、人によっては存在感がありすぎる太い眉にすると逆に老け顔に見えてしまうことも。いかにナチュラルに、やわらかく描くかが大事です。
お話・床嶋佳子さん
【プロフィール】 床嶋佳子(とこしまよしこ)
6歳からバレエをはじめ、13歳でヴァルナ国際バレエコンクール・ジュニアの部に出場。
1986年に開催された第4回全日本バレエ・コンクールでシニア部門第1位に輝く。
その後1988年の日・米・露合作ミュージカル『12ヶ月のニーナ』で主役を務め、それをきっかけにバレリー ナから女優へ転身。
以降、テレビドラマや舞台への出演をはじめ、幅広く活躍中。主な出演作に、舞台『もとの黙阿弥』、朗読劇『この子たちの夏』、ドラマ『新・検事 霞夕子』(NTV)、『警視庁・捜査一課長』シリーズ(EX)など。
*掲載商品は2019年5月1日時点の情報です。
スポンサーリンク
【注目の記事】
- 「予約がとれないブランディングスタイリスト」が50代女性に向けて提言する「自分をもっと好きになる方法」って?
- 女性の毛髪への新アプローチ「S-DSC毛髪再生医療」とは?「毛の成長を促す起点となる細胞の一つを移植する」治療への期待を専門医に聞きました
- とにかく脚がキレイに見える!【ユニクロ】カーブパンツが話題です【40代の毎日コーデ】
- 形がきれい!合わせて着るだけで上品見えする【ユニクロ】の黒セットアップ【40代の毎日コーデ】
- 【立ったまま1分!骨盤矯正】体のねじれを整えて、垂れ下がったお尻もぷりっと丸く引き上がった【鬼軍曹ゆか様ダイエット】
- 熱中症「頭が痛くなった」はもう危険スレスレ!昨年の倍搬送されている2025年、「この梅雨明けまえがいちばん危ない」これだけの理由【専門家が解説】
- 48歳独身女性、立ち上がろうとした瞬間「あれ??」。このめまい、もしかして「更年期」なのかな?【マンガ100人の更年期R】
- 「まさか、私が乳がんに?」53歳でがん告知。抗がん剤で動けないつらい日々に、私を支えてくれたものとは
- 大人気【ユニクロ】ワイドスウェットパンツ。オシャレな人が購入しているカラーとは【40代の毎日コーデ】
- 「意地でもシミを増やさない」紫外線対策4つのポイント。「日傘だけでは不十分!?」50代美白のカリスマ美容家さきめぐ先生に聞いた
- 技アリ白Tでさりげなくお腹をカムフラージュ。Tシャツインの着こなしに抵抗がある人、必見です【40代の毎日コーデ】
- 【熱中症搬送数激増中】実は6月下旬からの「高湿度」が最も危険!「さぼると熱中症リスク激増」の意外すぎる習慣とは?
- 「私の老化度、本当に54歳ぶんなのかな?」更年期以降は全員が気にしたい「自分の生物学的年齢」を計ってみたら衝撃的すぎる結果に
- 「体温が1℃下がると太りやすくなる」問題が、更年期世代の女性にとって特に深刻なのはなぜか?「お風呂に入る前たった1分でできるヤセ習慣」とは?【石原新菜先生が解説】
- 超激務ヘアメイク藤原美智子さんが「42歳で思い切って変えたこと」その顛末は?「顔も体も片側だけ引き攣った状態になるまで」働いて
- 「更年期のあと」ってどうなりそうですか?54歳コンビが語る「ここまでは冗談みたいにしんどかったけれど」の話
- 43歳、新しい職場で心が折れた。でも、25年ぶりにピアノを弾いたら胸が熱くなって──そこから私の転機が始まった
- 更年期後に「消える症状」と「そのまま残る症状」って?7万人のデータが教えてくれる「更年期の真実と、これからの人生」
- 更年期、どうやって乗り越える?運動、食事、サプリ、そして注目成分「ゲニステイン」まで、更年期の専門医が教えます
- 今の生活が「しんどい」なら「命の前借り」をしている証拠。知らずに「疲れを溜めてしまう」生活習慣とは【医師監修】
- 【徹底検証Hip Fit】はいて1日23分、ながらで使える手軽なヒップトレーニング!SIXPADの女性向けショーツタイプEMSで「ヒップから健康」は叶う?
- 「1年で約6倍」老化スピードが速い人と遅い人、その違いは?美人女医が伝えたい老化を早める3つの原因【医師監修】