頭皮が固いと「老け顔」に!? 今すぐ1日5分の簡単セルフケア
1日5分!今日からできる頭のセルフケア
肩こりなどと同じく、頭皮も血行が悪くなると、こり固まってきます。血液に乗って運ばれるはずの酸素や栄養が滞り、老廃物の排出もスムーズにいかなくなって「澱む」わけですね。
特に、デスクワークなどで長時間にわたって同じ姿勢・同じ顔つきでいる人は、肩や首のこりに悩むのと同時に、頭皮も固くなって、気付けば老け顔一直線……になりやすいのです。
市販のケアグッズなども多いので、そういうのを選ぶのも楽しいですが、まずはシンプルに、自分の手を使ったセルフケア方法をご紹介しましょう。
1)デコルテをさする
両手を胸の前でクロスして、そろえた指先でデコルテをさすったり押したりして刺激し、老廃物の出口を開けておきます。
鎖骨、デコルテ、脇の下、という辺りのリンパ節を目覚めさせておくことで、セルフマッサージの効果もよりアップします!
2)4本の指で、下から上へ
親指以外の4本の指をそろえて、耳の上(側頭部)にあてがい、少し強めの力でぐっと上に持ち上げるように押してみてください。
これは頭皮の血行を良くするだけでなく、目元のたるみやシワ対策、顔全体のリフトアップにも効果的!
つい力を入れすぎて、爪で皮膚を傷つけたりしないように、4本の指の腹だけを使いましょう。
指を置く位置を少しずつ上にずらし、最後は頭頂部に近いあたりまで持っていきます。頭のてっぺんから、目に見えない老廃物(疲れ、ストレス、イライラ)が絞り出されて、煙のように空中に消えてゆくイメージを描きながらやってみると、さらに気分がスッキリしてきたり……。そういう想像力の効果、あなどれませんよ!(笑)
3)豆状骨で頭と首を同時にほぐす
手の小指側の側面と手首の境目のあたりを触ってみると、ぷっくりと丸い骨があります。
この「豆状骨(=ずじょうこつ)」も、頭のセルフマッサージの有能なアイテムのひとつです。
首の後ろから頭蓋骨のきわ、後頭部、側頭部、頭のてっぺんまで、小さな円を描くようにしながら優しくグルグルとほぐしていきましょう。
(どうしてもやりにくい場合は指先を使っても構いませんが、これがやりにくいということ自体、首や肩のコリが自覚以上に重症だという証拠かも……!?)
4)風池のツボをほぐす
頭の後ろと首の境目(髪の生え際より少し上)と、耳の後ろに突き出た骨を結ぶラインの真ん中あたりに、「風池(=ふうち)」というツボがあります。風池は、頭皮のコリだけでなく、眼精疲労や肩こりの緩和、風邪予防などにも効果が高いといわれる、まさに万能ツボのひとつ。
両手の親指で、こころもち上に向かってじんわりと押し上げるようにしましょう。
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