ストレスが原因で現れる反応は3つ、「体」「心」あと1つは?
脳と腸が密接に関係している
この一連の流れを中枢神経系と呼びますが、実はこれとは別に、腸管の粘膜が刺激されることでも消化管活動は活性化され、便意を起こしたり、食べ物の分解や消化に欠かせない酵素やホルモンの分泌を促したりします。腸には約1億個もの神経細胞があるといわれ、脳の神経細胞(約150億個)に次いで2番目に多いので、「腸は第2の脳である」と言われるようになりました。
近年、「脳腸相関」ということばをよく耳にするようになりました。これは脳と腸が密接に関係しているという意味です。
しあわせホルモン「セロトニン」は腸でつくられる
たとえば腸管に食物残渣が入ってくると、腸管を走る神経が食べ物の通過を感じとります。その情報を腸管全体に伝えるのがセロトニンという物質です。
セロトニンは脳内の神経伝達物質のひとつで、精神を安定させる働きがあるため、しあわせホルモンなどと呼ばれることも。このセロトニンの分泌量が低下すると不安が高まったり、うつ病になりやすかったり、イライラしやすい、攻撃的になることが知られています。
そしてセロトニンの約95%は腸でつくられているのです。脳内でつくられるのは全体の1%、残りは腎臓や血小板などでつくられます。うつ病の発症には、脳内のセロトニン減少が影響しています。しかし今のところ、腸のセロトニンは脳の血液脳関門を通過できない、つまり腸でつくられたセロトニンは脳に移行できません。そのため脳と腸のセロトニンの関連性については、医学的には明らかになっていません。
しかしうつ病の患者さんの中には、便秘など胃腸の不調を訴える人が少なくないことは臨床の現場で実感しています。このことからも脳と腸の間に、何らかの関係があることは推測できるでしょう。
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