ずっと受け身のセックスばかりだった、けど。【40代、50代の性のリアル】#2(後編)

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「セックスしたら、相手のことを好きになっちゃうんです。それでつらい思いをしたこともあるけど、いまでもそれが治らなくて」

これまでのセックスは、ひと言でいうと受け身。主体性はほとんどなかったという。シリーズ2回目は、そんなアヤコさんの遍歴をうかがう。

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ふたりでしている、という感覚

「このとき初めて、『ふたりでしている』という感覚を知りました。自分からも『こうしてほしい』って伝えられたし、彼もそれをしたいといってくれる。これ以上うれしいことってあるんだろうかと」

 

それまでの男性たちと何が違ったのだろうか?

 

「やっぱり、気持ちですよね。彼のために何かしてあげたい、っていう強烈な想いがあったし、きっと彼もそう想ってくれていました。元夫やリュウジさんに対してはなかった感情です。こういうのを、肌が合うっていうんでしょうね」

 

セックスを重ねるたびにアヤコさんはユウスケさんに入れ込んでいった。もともとそれほど気のない相手でも体を重ねると好きになったというアヤコさんだけに、快感を分かち合えた相手への気持ちは止めようがなかった。こうなるとリュウジさんとこれ以上一緒にいることはできない。別れを切り出した。あとはユウスケさんの気持ちひとつだと思っていた。

 

しかし。

 

「彼、元カノからヨリを戻したいっていわれたらしいんです」