レス1年で腟は劣化する!放置しないで!【性交痛外来/富永喜代先生】
性交痛外来で診療をしていると、みなさんが本当の性教育を受けていないことを実感します。それによって、誰にも相談できないような変化が起こっていたり、個人では受け入れがたいのでしょう、「私どうして…」と不安に陥っている方が多いのです。
だからこそ、性交痛外来の女医として、女性たちの体や心の変化をまじめな大人の性教育としてお伝えします。今回はちょっとビックリ、『腟は劣化する』というお話です。【富永ペインクリニック院長・富永喜代先生/オトナの性教育#2】
*連載一覧
体と同じで腟も衰える ケアしていなかったらますます劣化する
知って欲しいのは、「腟は劣化する」ということ。体も使わなければ関節も硬くなって筋肉も衰えますが、腟もケアをしていかないと劣化が起きます。それは2~3カ月で始まり、1年経てば堅くなり、セックス時には性交痛をともない、触るだけで違和感やヒリヒリ感が出てきます。
1回目でもお伝えしましたが、女性性器やその周辺の膀胱や泌尿器のエリアは女性ホルモンの影響を大きく受けています。30代以降、女性ホルモンであるエストロゲンの下降によって、腟の分泌液であるバルトリン腺液や子宮頸管粘液が減り、腟粘膜も薄くなります。
また、腟内にある善玉菌と呼ばれる乳酸菌を主とする常在菌叢デーデルライン桿菌も減って臭いのもととなる悪玉菌が優位になるのです。
すると、デリケートゾーンが乾燥して、かゆみが出たりと不快な症状が起き、腟は徐々に劣化していきます。
このように、不快な症状に悩まされている女性が多いのですが、更年期世代では2人に1人に起きている女性のナチュラルなコースといっていいでしょう。2014年に『GSM』(閉経関連泌尿性器症候群)の概念として始まり、その解決法としてデリケートゾーンのお手入れを推奨するようになりました。
お手入れの前にお話しておきたいことがあります。
【注目の記事】
- 血糖値を上げすぎない、腸の善玉菌を増やす「身近なフルーツ」とは。でも、食べるタイミングを間違えないで!【科学研究所の博士が解説】
- 【6月19日金曜日19時~】「子どもが不登校になった親の気持ち、誰かと語り合いたい」。小説家・仙田学さんの「不登校ラジオ」始めます!
- バブルを経験した56歳女性が「田舎暮らしのほうが合うかも」と実感するようになった理由。東京と岡山の二拠点生活で気づいたこと
- 【ユニクロ】のイージーパンツで魅せる、こなれ感たっぷりな初夏のきれいめカジュアル【40代の毎日コーデ】
- 「お金のことを考えると離婚できない」高給取りの夫から25年間いじめ抜かれ、子どもたちは「パパはママに優しくないよね」と背中をさすってくれるけれど、先が見えなくて辛すぎる。どうすればいいの?【カウンセラーが見たモラハラ・リバイバル】
スポンサーリンク

















