
バービー「後ろ向きだった結婚に踏み切った理由」を赤裸々告白 【バービー降臨!】vol.1
2021年4月、自身のYouTubeにて入籍をしたことを発表した、お笑いコンビ・フォーリンラブのバービーさん。
バラエティ番組では数々の「恋愛クズエピソード」を語り、「結婚に対しても憧れはない」と公言してきた。
しかし年下一般男性のお相手とは交際3年。できちゃった婚でもなく、真面目な?交際を経て結婚という道を選んだ。
その過程では、“結婚”に対する考え方の変化や、何かきっかけがあったのだろうか?
結婚や出産、女性のライフステージにおける自由な選択を提唱しているオトナサローネとしては、ぜひ聞いてみたい、その真相。
オトナサローネに初降臨したバービーさんへのインタビュー、全3回でお届けします!!
自分でも意外だったのは、結婚したあとの“安心感”
————まずは改めて、結婚おめでとうございます!
「ありがとうございます!」
————バービーさんはバラエティ番組や、著書である『本音の置き場所』(講談社刊)の中でも、『結婚することに前向きではない』という発言をよくされていました。今回、結婚という形に踏み切った理由はなんだったのでしょうか。
「実は、その考え方自体は今でも変わっていないんです。結婚に対する憧れもないし、制度や在り方についても疑問視してきました。それでも結婚したのは、芸能界で仕事をしている以上、社会的に公表したほうがいいかなとか、これから子どもを授かるかもしれないという可能性や相続のことなど、『総合的に結婚したほうがいい』という、利便性や実利的なメリットがあると思ったから。完全にシステマチックな考えから結婚を決めました(笑)」
————ご主人とは約3年の交際期間を経て結婚されたとのことですが、もともと結婚について2人で話し合われてはいたんですか?
「お付き合いしてから、旦那さんとは『ずっと一緒にいたいね』と話してはいたので、結婚についてどのような形をとるかは、何度か話し合ったことはあります。そして昨年、地元で星空を見ながらフォトブックをもらい、プロポーズされました。まさか改めてちゃんとプロポーズされるとは思ってなかったので、とても感動したと同時に、驚きもしました。
彼自身、『結婚=入籍』とは考えていないと聞いていたので、これは『入籍も視野にいれて考えろよ』ということか? と、切羽詰まされた感じもして(笑)。なので、プロポーズされた瞬間は『はい!』とは言い切れず、『う〜〜ん』とずっと首をひねっていた気もします(笑)」
————結果として実利的な部分も加味して、結婚という道を選んだわけですね。実際に結婚されてみて、「よかった」と思う瞬間はありますか?
「正直、実利的なメリットがあったのかなかったのか、まだよくわからないですけど(笑)。意外と安心感が増したな〜と感じることはあります。紙切れ一枚出しただけなのに、やっぱりなんだかんだで、気持ちも安定するんですかね。
あとは、彼のテンションがめっちゃ上がっていたのでそれは単純に嬉しいです。相手に対しても嫌な部分が見えたとかもないし、毎日一緒にいて楽しい。旦那さんはすごく無邪気で、ほがらかで、基本的にずっとうるさいんですよ(笑)。ず〜っと一人でしゃべってる。ネプチューンのホリケンさんにちょっと似てるかも? あんまりにもうるさいから、たまにウンザリすることもあるんですけど(笑)」
「恋愛と結婚は分けて考えない。ただずっと一緒にいたいというだけ」
————お二人はとても仲がいいんですね。
「仲良しですし、とても尊敬できる相手です。もともと、どの恋愛においても尊敬の念がなくなってしまうとすぐ相手のことを嫌になっちゃう方なんです。相手を尊重することは、自分を尊重することにもつながると考えていて。それに、お互い尊重しあえる関係でいることが、長続きする秘訣な気もします。
旦那さんはとてもアーティスティックな才能も持っているし、ワードセンスもある。なのに実務的なことにも長けていて、非常にクレバーな男性なんです。そんなところをとても尊敬しています」
————以前何かのインタビューで、『AB型で、左利きのクリエイターがタイプ』とおっしゃっていたのを拝見したことがあります。
「そうそう。でも、AB型で左利きのクリエイターって……大体、やばい人が多いんですよね(笑)。かといって『いい人だとつまらない』ってなりがちじゃないですか。でも彼は、いい人なのにクリエイティブな才能にも溢れているんです。そこがすごいなって」
————これだけ外で褒められたら、パートナーとして嬉しいですよね。
「でもあんまり言うと、彼はめちゃくちゃ嫌がりますけどね(笑)。お酒の席でも酔っぱらうと彼のことを褒めちぎるので、『ハードル上がっちゃうからやめてくれ』って。本当のことだし、本心なんですけどね。何かバイアスがかかっているわけではなく(笑)」
————そんな素晴らしいパートナーに出会えたわけですが、過去に恋愛で失敗したことは?
「失敗談はたくさんありすぎて、どれを話せばいいのやら……(笑)。簡単にいうと、その方ならではのオリジナルルールで生きていらっしゃる方が多くて。よく言えば、ハングリー精神があり、反骨心が旺盛。社会の常識やルールに背くタイプというか。あ、なんか反社みたいに聞こえますか?(笑)。それは違いますよ!
大体、どの恋愛も3年くらいは続きます。あとは、単発でいかせていただいていただくこともあります(笑)。出会い系アプリで知り合ったりすることはありましたが、合コンで出会ってつきあったパターンはないですね。
そもそも、合コンで出会いを求めてはないんです。私にとって合コンは“遊び場”。ただエンタメとして楽しみにいくところなんです」
————これからそういった合コンや恋愛エピソードが聞けなくなるのかどうかが、気になるところですが……。
「それはご心配なく! 破天荒恋愛エピソードはこれからも気にせず披露しますし、芸風は変わらないです。結婚してまだ間もないですし、私にとっては未知の領域。仕事においてはむしろ手持ちのカードが増えたくらいに思っています。
結婚したといっても、私は恋愛と結婚を分けては考えていなくて。恋愛の延長線上に結婚があったという感じなんです。
結婚したから『こうしなければならない』という義務のようなものもない。ただただ、旦那さんに関しては尊敬できるところがたくさんあったし、まっとうな社会をまっとうに歩んできた “プロ一般人”。私にはない部分を多く持ち合わせていて、一緒にいて楽しいし面白いんです。その凸凹がかっちり合ったから『ずっと一緒にいたい』と思えたんじゃないでしょうか」
vol.2となる次回は、結婚後のバービーさんが語る、「仕事観」編は7月17日(土)公開予定!お楽しみに!
●PROFILE
バービー/1984年北海道生まれ。2007年、お笑いコンビ「フォーリンラブ」を結成。テレビではコメンテーターとしても活躍。ジェンダーに関する発信も注目されてる。YouTube「バービーちゃんねる」https://m.youtube.com/c/
Photographs/Tomoya Taknao(PEACE MONKEY)
Styling/Takuty
Hair&make-up/Shiho Kato(PEACE MONKEY)
Writing/Sonomi Takeo
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