【40代編集部長の婚活記#259】元カレから復縁をせまられ、40代独女が出した答えは?

2021.07.21 LOVE

本当に私でいいの?

ジェントル「そのままのアサミさんがいいんです。精神的に余裕がなかったのは僕のほうで」

アサミ「本当に私でいいんでしょうか。私、あのときと比べて成長していないし」

何度も念押ししたのは、うれしい気持ちはあるけれど、たぶんどこか自信がなかったから。

ジェントル「病気のことは落ち着いたし、もう、あんなふうに取り乱したりしませんから」

アサミ「はい。私も成長します」

ジェントル「もう一度、お付き合いしていただけますか?」

アサミ「はい」

 

晴れて、復活LOVE!

ジェントル「よかった。ありがとう」

重ねていた手を一度ほどき、ギュッと握ってきた。緊張感が一気にほぐれてきた。

アサミ「私もうれしい」

ジェントル「いままでのこと、本当にごめんね」

アサミ「こうしてまた会えたから、いいんです」

ジェントル「悲しい思いをさせちゃいましたよね」

アサミ「ううん。私は大丈夫」

そう言った瞬間、目にたまっていた涙がスーッとこぼれ落ちていった。

 

涙の理由は?

ジェントル「泣かないで、アサミさん」

そう言って、ハンカチをサッと取り出し涙をぬぐってくれた。

アサミ「あ、ありがとう。でも、うれし涙です。もう大丈夫」

涙の理由、本当はいろんな気持ちがないまぜになっていた気がする。うれし涙もあるけれど、別れたときの悲しい気持ちを思い出した涙。だけど、それは言わなかった。

ジェントル「ホントに? ムリしてない?」

アサミ「ホッとしたんです」

ジェントル「もう、悲しませるようなことはしないから」

アサミ「はい」

 

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク