【40代編集部長の婚活記#263】ホントに私でいいの? 彼とくらべて感じた「劣等感」

2021.08.18 LOVE

会うたびに彼は言ってくれること

アサミ「やる気まんまんで動きやすい格好で来たのに」

腕に力を入れて、腕力ありまっせ的なポーズを取る。

ジェントル「デニム履いてるの初めて見た。デニム似合うね」

アピールしたのは腕なのに、話がそっちに行く?

アサミ「そうですか? もう10年以上前に買ったデニムなんですけど」

ジェントル「デニムが似合う女性ってカッコいいです」

アサミ「あ、ありがとう(照)」

会うたびに何かひとつはほめてくれる彼。毎回なんだけどやっぱりまだサラリと受け止められない。照れちゃう。

ジェントル「まずは座って。ちょっとお茶しましょう」

 

新しいキッチンも気になる

コーヒーを淹れるために彼はキッチンへ。座っていてと言われたけれど、付いてきてしまった。キッチンもどんな感じなのか見てみたかったから。

アサミ「キッチンも広いですね」

ジェントル「座ってていいのに」

アサミ「お手伝いします」

ジェントル「じゃ、上の棚にコーヒーカップあるから出して」

アサミ「それにしても広い。コンロも4口あるのね」

ジェントル「並んで料理できるから、今度教えましょうか」

アサミ「ホント? 不器用ですけどいいですか?」

ジェントル「もちろん!」

ハンドドリップでコーヒーを淹れてくれる。香ばしい香りが漂ってきた。

 

コーヒーを飲みながら

新しい家のリビングのソファに座って、好きな人とコーヒーをいただく。幸せな時間。すると、さっき話していた料理のことを彼が尋ねてきた。

ジェントル「家では何を食べてるの? 前からあんまり料理しないって言ってるけど」

アサミ「平日はほとんど外食か、コンビニとかで出来合いのものを買ってきて食べてます」

ジェントル「ちゃんと栄養バランスや素材を考えて食事したほうがいいよ」

アサミ「そうですよね。わかってはいるんですけど」

ジェントル「食べたものが体を作るからね。健康や美容面としても大事だけど、作業効率や集中力のような仕事のパフォーマンスをよくするためにも食事は大切よ」

アサミ「はーい、先生」

なんだか彼が先生みたいに言うから、ちょっぴり冗談ぽく返事をした。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク