ストレスを溜めると白髪が増える、その意外な理由とは
中医学では髪の毛を血の余り『血余(けつよ)』と言い、血が十分にあって、体内をスムーズに巡っていれば、髪の毛も健康に健やかに保つことが出来ると考えます。
また、髪は『腎の華』とも言われ、生命エネルギーの根本である「腎の精」が充実していれば、コシがあり、黒々とした丈夫な髪の毛が育つと考えられています。
そのため、血や腎の精の消耗は健康を損なうばかりでなく、年齢を問わず白髪が増える原因にも繋がります。
今月は「これだけは避けたい5つの白髪習慣」についてお話したいと思います。今日は4つめを。
ダメ習慣4・過度なストレスや疲れが白髪を作り出す
『腎の華』とも言わる髪の毛は生命エネルギーの根本である「腎の精」が充実していることが大切です。
日々の生活において適度なストレスや疲れはつきものです。
しかし、過度なストレスや疲れが続くことで腎の精を消耗し、白髪や薄毛など髪の毛のトラブルに繋がります。
ストレスは日々溜まるものです。
貯まらないように工夫するのではなく、こまめにストレスを発散して、溜め過ぎないことが大切です。
その際にも出来るだけ読書やゲーム、TVを見るなど内向きの趣味よりも家族や友達と話をしたり、鼻歌を歌ったり、軽く汗をかくような外に発散する趣味やストレス発散法がお勧めです。
そして疲れを溜め過ぎないためにも日々しっかり休息をとったり、きちんと寝ることを忘れずにいましょう!
過度なストレスや疲れになってからでは改善するには時間がかかってしまいますよ。
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■著者・監修者
CoCo美漢方 田中友也
国際中医師、鍼灸師。母が開いた薬局で、幼い頃から漢方薬に囲まれて育つ。多くの人が元気に、笑顔になっていく姿を見て、自然に漢方相談の仕事を志す。関西学院大学を卒業後、イスクラ中医薬研修塾で中医学の基礎を学び、その後北京中医薬大学、上海中医薬大学などで本場中国の医療を研修。日本有数の漢方薬局である小島薬局漢方堂にて4年間勤務後、現在の仕事に。2018年に鍼灸師の資格も取得、一人でも多くの方が健康に、笑顔になれるようお手伝いをさせていただきます。漢方、東洋医学、中医学は難しい!と思っている方もぜひご相談ください。
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