
続けたいなら「好きなこと」を選ぶべき~月3万円副業ハンドメイドで売れるルールvol.2
何を始めるにもきっかけがあります。例えば私がアクセサリー制作に目覚めたのは、ハンドメイドクラブがきっかけでした。当時幼稚園に通っている子供たちの親が有志でハンドメイドクラブを作っていました。私はそこに所属していたのですが、周りの人たちはみんな何をやらしても上手でセンスのいい人ばかり。
それもそのはず、ハンドメイドクラブに入るくらいですから、元々器用で細かいことが好きな人が多いのです。私はその中でおちこぼれでした。
「これどうやるの?」「わからないから変わりにやって」と上手な人にお願いしてばかりで、いつも結局作業の半分以上は友人にやってもらっているくらい落ちこぼれでした。
落ちこぼれだった私に閃光が走った瞬間
そんなある日、ハンドメイドクラブでアクセサリー制作の会に参加しました。私ははなからやる気がなく、工具も用意せず(どうせ続かないから借りればいいやと考えていました)、材料も集めてもらって、手ぶらで参加しました。
人生でネジ回し以外の工具をもったことがなく、工具の使いかたもわからないので、不安でいっぱいでした。親切に教えてもらって、いざ工具をつかってピンを丸めたとき、大げさではなく「これだ!!!」と確信しました。丸める作業が”思ったよりは”上手にできたのです。
自分の中で「できる!」と感じたらこっちのもの
今考えると普通のことなのですが、このとき自分で「これなら私にも出来る!」と確信したのを鮮明に覚えています。例のごとく難しい作業は友人にやってもらいましたが、そのワイヤーを丸める作業がうまくいったことが忘れられず、自分で材料をネットで購入してはじめたのがきっかけです。後で聞くと、こういうきっかけで始めた方も多いみたいですね。
私たちアラフォー世代は小中学校で技術の授業を受けていないので、工具を使って何かを作る機会など与えられずに来ました。だからこそ工具を使う作業が新鮮に思えたのかも知れません。それがかえってよかったのか、不器用で苦手だったハンドメイドの中で得意かも!と思えるものを見つた瞬間でした。
ハンドメイドを続ける理由は、好きだから
今でもこうしてアクセサリー作りのハンドメイドが続いているのは、やはりこの「好きだから」という気持ちが根底があるからだと思います。あまりにも注文が多く政策に毎日追われてしまい、しばらく作りたくなくなるときもあります。ですが、好きなことだと、ある一定の時間をおくと、またやりたくなるのです。
私は普段ライターの仕事をメインでしていますが、それも同じでした。忙しいときは常にいっぱいいっぱいになって「早くこの状況から抜け出したい!」と思ってしまいますが、少し時間がたつと、文字を書きたくて両手が疼いてきます。「好き」というマインドは、そんな胸の内の衝動を掻き立てる原動力になっていると思います。
お小遣い稼ぎでハンドメイド販売を始めたいと思っている方もいるとは思いますが、もしハンドメイド販売を長く続けたいのであれば、是非とも「一番好き」なことから初めてください。きっとそれが長く楽しく続けられるコツだと思います。
苦手なものが多いほど、避けて通るためのアイデアが浮かぶ
ちなみに私は裁縫が大の苦手です。残念なことに、アクセサリー作りには針を持たないといけない場面が結構でてきます。それを乗り越えるべく、針仕事にいそしむのですが、やっぱりできません。やろうと思うと吐き気がしてきます。でもやります。その理由は「かわいいものを作りたいから」「売れそうだから」。
なんとか自分を奮い立たせて頑張りますが、いつのまにか針作業のあるアクセサリー作りを断念してしまうのです。やっぱり嫌いなことは続きませんね。一人でハンドメイドをしていると、強制されるわけでも、時給が発生するわけでもないので、モチベーションを保つためには、出来るだけこういう苦手な作業は避けて通るほうが精神衛生上いいと思います。
逃げたと思われがちですが、その部分をどうにかして避けるために、新しいアイデアを絞り出してます。そのおかげで意外にもいいものを作るきっかけになったりもします。人生もそんなものですよね? 皆さまももしハンドメイドを始めるなら、まずご自身の好きを見つけてください。そこからすべてが開けていくはずです。
>>次の回へ(11/24 16:30更新)
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