【薄毛のNG習慣#5】目の酷使で髪が薄くなる?「意外すぎる」中医学的な関連とは
こんにちは、神戸市垂水区にある漢方薬店「CoCo美漢方」の田中友也です。鍼灸師、国際中医専門員の資格を取り、日々、薬店と鍼灸院で皆さんの健康相談に乗っています。
皆さんを少しでも元気に、笑顔に、健康に。そのお手伝いを東洋医学の観点からさせて頂ければと思います。
養生や食養生、考え方によって元気になれる人はたくさんいます。日々の暮らしに少し東洋医学の力を取り入れてみましょう。
薄毛になるNG習慣5・目と髪はつながっている?PCやスマホに注意
コロナ禍になってから在宅でパソコンを使う仕事が増えた人も多いことでしょう。オンラインでの講座や会議、授業も増えました。
これから年末年始を迎えると家にいる時間はさらに増え、ずっとスマホやPC、タブレットで動画を見たり、ゲームをしたりすることもあるかもしれません。そんなふうに、目を消耗していませんか?
一見、白髪と目の酷使は関係なさそうですよね?
しかし中医学では、目の酷使は五臓六腑のうちの「肝」を消耗します。
「肝は血(けつ)を蔵(ぞう)す」と言われ、肝はこの血を貯蔵する倉庫のような働きをしています。
目を酷使することでこの肝に蓄えている血を消耗することになります。その結果、質の良い血を十分に髪の毛に届けることができなくなり、髪の毛にしっかりと栄養が届かなくなります。結果、薄毛が増える原因に繋がります。
PCやスマホ、テレビなどダラダラ見ていた人は一旦、見るのを止めてみましょう!
1日5分見る時間を減らして、その時間をぜひぜひ、睡眠に充ててください。
それだけでも少しずつ血が作られるようになり、髪の毛の質も改善してくると思います。
10月28日に学研プラスから新しい書籍『こころと体がラクになる ツボ押し養生』が発売されました。
ツボ。というと難しく感じる人も多いと思います。
ですが、肩が痛い時にさすっている場所が案外ツボだったり、腰痛の時にトントンしている場所がツボだったり。
知らないだけで、日々の生活でツボ押し養生していることは多々あります。
それをよりしっかり、詳しく知ることで体や心の不調を意味を感じながらセルフケアしてあげれるようになる。そんな1冊になっています。
ぜひ各家庭に1冊ずつ常備して、毎日のケアにお役立ていただければと思います。
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■著者・監修者
CoCo美漢方 田中友也
国際中医師、鍼灸師。関西学院大学を卒業後、イスクラ中医薬研修塾で中医学の基礎を学び、その後北京中医薬大学、上海中医薬大学などで本場中国の医療を研修。日本有数の漢方薬局である小島薬局漢方堂にて4年間勤務後、現在の仕事に。2018年に鍼灸師の資格も取得、。漢方、東洋医学、中医学は難しい!と思っている方もぜひご相談ください。
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