
お金使わず楽しめる!「おトクな年末年始の過ごし方」3選
年末年始はまとまったお休みになることも多く、どのように過ごすか考えている人も多いのではないでしょうか。お出かけするのもよし、部屋でのんびりするのもよし、悩むのも楽しいですね。
そして、せっかくならおトクに過ごしたいものです。今回は、おトクな年末年始の過ごし方を考えてみます。
1・「部屋でのんびりする」→水道光熱費に気をつけて
散財をせずに過ごしたいと思うと、お出かけはせずに部屋でのんびりしようと考える人もいるでしょう。外は寒いし、出かければお金も使いますし、そんな過ごし方も悪くありません。
部屋にいると財布からはお金を出すことはなくても、水道光熱費はかかっています。年末年始を部屋でのんびり過ごすなら、水道光熱費の使いすぎには注意しましょう。
まず実行したいのは、早起きはせずに寝坊気味にするということ。朝は特に気温が下がるので、太陽が上がって空気が温まるころに起きることは、実は合理的。
気温と設定温度の差が小さいほど暖房費の節約にもなります。起きたら太陽の光を感じつつ、ゆっくりお茶をいれて身体を目覚めさせましょう。
部屋で過ごす時に気をつけたいのは、湿度の調整です。乾燥していると喉や肌にも良くありませんし、体感温度が下がるので暖房効率も落ちてしまいます。バスルームの扉を開けておいたり、キッチンでスープなどを弱火で温めたり、加湿器を使わなくても湿度を上げる方法はありますので、湿度はしっかり調整したいですね。
お料理は、身体の温まるショウガやシナモンを使ったメニューがオススメです。肉や魚、野菜などは冷蔵庫から出してすぐは冷たいので、調理前には室温に戻しておくとガス代の節約にもなりますし、美味しく調理ができます。
時間のある休みの日ならでは、ちょっとした一手間をかけてみるのもいいのではないでしょうか。
2・「喧騒を離れて静かに過ごす」→お寺や神社めぐりもオススメ
部屋にいるのもいいのですが、ずっとこもっていると出かけたくなるかもしれません。年末年始らしい外出先なら、お寺や神社めぐりもオススメです。お寺や神社は年が明けてから行くことが多いですが、年末に行ってみると、お正月の準備をしているなど、いつもとはちょっと違った風情が楽しめます。
年末の大掃除を早めに済ませて、行ってみるのもいいのではないでしょうか。
お寺や神社にお参りする際、御朱印帳を持っていく人が増えています。御朱印(ごしゅいん)とは、もともとは写経を奉納したあかしとしてお寺からいただく証書のこと。今では、参拝者にお参りしたあかしとして、いただくことができます。
御朱印帳は、御朱印をいただく専用の帳面で、蛇腹のものと、和とじになっているものがあります。お値段は1500~2000円程度のものが主流で、大きな文房具店、通販のほか、御朱印をいただくところでオリジナルのものを購入できる場合もあります。
参拝後に御朱印をいただきますが、朱色の印に、ご本尊やご祭神名、参拝した年月日が墨書きされ、見れば見るほどあざやかで美しいものです。
御朱印は、お守りなどともに社務所などでいただけます。金額は300円や500円のところが多いようです。それほど高額ではないことも、人気の理由かもしれませんね。
御朱印帳はハードルが高いと思うなら、お正月の七福神めぐりも楽しいと思います。
七福神とは、恵比寿、大黒天、毘沙門天、弁財天、福禄寿、寿老人、布袋。昔から福をもたらしてくれる神様として親しまれています。
地域ごとに七福神それぞれがまつられている神社をめぐるのが七福神めぐりですが、御朱印帳ではなく、色紙に御朱印をいただき、七つめぐると1枚の色紙が完成する趣向になっています。東京都内では、浅草や日本橋、谷中などが有名ですが、地元に七福神めぐりができるところがあれば、ゆっくりまわってみるのもいいでしょう。半日程度でまわれることがほとんどです。
3・「積極的におトクを求める」→初売り・福袋の狙いを定める
年末年始のおトクなら、やっぱり初売り・福袋、と思う人も少なくないでしょう。しっかりおトクを求めるには、下調べは欠かせません。
デパートやショッピングモール、家電量販店など、開店と同時に乗り込むのも盛り上がりますが、インターネット通販でも初売り・福袋は販売しています。おトクに買物ができますが、非日常の雰囲気にのまれてしまうと予想外の出費になりかねません。まずは予算を決めておくことは必須です。
初売り・福袋にいくらまでなら使っていいか、まずは予算を決めてから何を買うか選んでいきましょう。インターネットでは、初売り・福袋情報をまとめているサイトもありますので、買う前に情報収集をしておくといいですね。
ファッションの福袋は、着ないものが入っていると困ってしまいます。中身が選べるものが増えていますので、しっかりチェックしてから決めましょう。
コスメは、肌に合うかどうかも大切。いつも使っているブランドのセールや福袋なら安心して利用できますね。あらかじめ試供品などを使ってみると確実です。
スポーツ関連の初売り・福袋もいいものが多いようです。スポーツ用品だけでなく、スポーツ衣料は軽くて温かいシャツなど、普段着るにも便利なものが増えています。
他にも家電や、雑貨、食品など。初売り・福袋は、年末から予約を受け付けているものもあります。おトクに買うなら出遅れないようにしておきましょう。
お正月の間に、2022年の目標を考えてみて!
思い思いに年末年始を過ごしたら、2022年の目標を考えてみてはいかがでしょうか。
仕事のスキルアップや、とりたい資格、貯蓄金額、読みたい本の数など、「達成したい」と思える目標を考えてみると、1年をどのように過ごしていくか方向性が見えてきます。
そして、さらに自分らしく、いい年にしていきたいですね。
タケイ啓子
ファイナンシャルプランナー(AFP)。36歳で離婚し、シングルマザーに。大手生命保険会社に就職をしたが、その後、保険の総合代理店に転職。保険の電話相談業務に従事。43歳の時に乳がんを告知される。治療を経て、現在は治療とお金の相談パートナーとして、相談、執筆業務を中心に活動中。FP Cafe登録FPパートナー
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