金券ショップ利用は恥さらし?一ヶ月金券生活vsなんとなく現金生活
駅前でよくみかける金券ショップ。
気になるけれど実際使ったことはありますか? なんか行くのは恥ずかしい? 活用してみた効果を今の利率での運用と比べるとどうなんだろう?
FPである筆者はお金のことが大好き。学生の頃から金券ショップを利用していました。では、どんなメリットがあるのかご紹介しましょう。
金券ショップって入りにくい?
現金がないから自分の持っているギフトカードを売って現金に……なんだか昔の質屋さんのようなイメージを持っている方も多いのが現状。でもここは一度行ったら病みつきになるワンダーランド。いろんなものが安く買えるチャンスの宝庫なのです。
一ヶ月金券生活vsなんとなく現金生活
一ヶ月の食費・雑費4万5000円、友達とのランチやディナーの外食5000円、本や雑誌代5000円のトータル5万5000円を金券ショップで買った割安なギフト券で支払ったらいくらお得いなるのでしょう?筆者の住んでいる札幌市内の金券ショップの割引例です。
・スーパーで使えるJCBギフト券1000円が985円に(割引率1.5%)
⇒食費・雑費4万5000円×1.5%=675円お得
・ファーストフードなどで使えるジェフグルメカード500円が485円に(割引率3%)
⇒外食費5000円×3%=150円お得
・図書カード5000円分が4700円(割引率6%)
⇒本・雑誌代 300円お得
トータルで675円+150円+300円=1125円お得でした。
金券生活で浮いたお金を今の金利で運用すると元本いくら相当?
一般に店舗を持つ銀行の普通預金金利は0.001%ですから実に2250倍の利率といえます。この1125円を普通預金に1年預けて利息として得るには、税抜きで考えるとなんと1億1250円必要なのです。たかが数百円、されど数百円ということですね。
なかなか増やせない時代は支出を減らすことも大事
これだけ金利の低い時代ですから、支出を減らすことは家計収支に大きなメリットであるといえます。タイミングがあえばディズニーランドや映画などの割安なチケットに出会えるのも金券ショップの魅力。恥ずかしいなんて思わず楽しみなから利用してみましょう。
稲村優貴子 ファイナンシャルプランナー(CFP)、心理カウンセラー 大手損害保険会社に事務職で入社後、お客様に直接会って人生にかかわるお金のサポートをする仕事が したいとの想いから2002年にFP資格を取得し、独立。現在FP For You代表として相談・講演・執筆業務を行い、 テレビ・新聞・雑誌などのメディアでも活躍中。(現在HTBテレビ「イチオシ!」に月2~3回レギュラー出演中)FP Cafe登録パートナー。 *公式ブログ 「FP優貴子のマネーライフ・エッセンス」 *公式ホームページ「FP For You」
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