
「ようせい」ではありません。「養生」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「養生」です。
「養生」の読み方は?
「生」といえば「野生(やせい)」や「厚生(こうせい)」、「生命(せいめい)」など「せい」の読みが思い浮かびますが、タイトルにもあるように「養生」を「ようせい」と読んでしまうのは間違いです。
「養生」の「生」は確かに音読みですが、「生」の音読みには「セイ」の他にもう一つあります。「一生」「往生」「出生」などの言葉に用いられている「生」は何と読むでしょうか。
正解は……
「ようじょう」です。
「養生」とは
1 生活に留意して健康の増進を図ること。摂生。
2 病気の回復につとめること。保養。
3 打ち込んだコンクリートやモルタルが十分に硬化するように、低温・乾燥・衝撃などから保護する作業。
4 家具の運搬や塗装作業などの際に、運搬物や周囲の汚損を防ぐために布や板などで保護すること。出典元:小学館 デジタル大辞泉
という意味です。
「生」の読み方にご用心……
「養生」は「ようじょう」と読みますが、「養生」の意味の1に書かれている「摂生」の読みは「せっしょう」ではなく「せっせい」なのでご注意を。
また先で紹介した「出生」も読み間違えやすい言葉の一つ。本来の読みは「しゅっしょう」です。ですが近年では「しゅっせい」も幅広く用いられるようになりました。「しゅっしょう」も「しゅっせい」も意味は同じで
1 うまれでること。人がうまれること。しゅっせい。
2 ある土地・境遇・家柄の生まれであること。出典元:小学館 デジタル大辞泉
という意味です。
そんな「出生」ですが「すいさん」という読みもあります。「出生(すいさん)」は仏教用語で“食事のとき、鬼神や餓鬼などに施すため、飯を少量取り分けて屋根などに置くこと。また、その飯。(出典元:スイサン|言葉|漢字ペディア)”を意味します。
「出生」にはさまざまな読みがあり、元々は誤読の「しゅっせい」も慣用読みとして普及していますが、「養生」そして「摂生」の誤読はまだ慣用読みとして広まっていないようなので、「ようじょう」「せっせい」と本来の読みを覚えておきましょう。
参考文献:誤読が認められるようになった漢字|暮らし|日常に“学び”をプラス 漢字カフェ
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