「おひとりさま」はSNSでリア充アピしないほうがいい!?

最近やけに「暇だから」が口癖になっちゃってて……とは多趣味なキャリア女性である友人談。 SNSなどを見た周囲の人たちから「本当に色々やってるね」「すごいね」などと言われるたびに、ついそう返してしまうのだそうです。

 

周囲は子育てに仕事に忙しそうなのに、自分ばかりが遊んでいるみたいで肩身が狭いし、暇すぎて浅く広く手を出しているだけなので、あまり自慢できたものでもないから……とのことでした。暇なことに罪悪感を覚えると、自主的に休日出勤をして仕事をする日もあるのだとか。

 

「暇だな」と実感する瞬間に、シングルの人生を痛感させられる。そんなおひとりさまは少なくないのかもしれません。

 

暇に罪悪感を感じるのはなぜ? 真面目な人ほど悩みがち?

 

 

確かに、子育て・家事・仕事に追われている30〜40代女性たちは、とにかく忙しそう。「ちょっとお茶でも」という約束すらなかなか叶わないこともあり、そうした周囲と比べてしまうと、自分の「暇さ」を実感させられてしまう瞬間はありますよね。

 

自由な時間が有意義だと感じられるのは、忙しい時間があってこそ。「一生懸命働いて、その分、プライベートも楽しむ」というサイクルができているならば、思いきりエンジョイしていいはず……なのですが、真面目な女性ほどそう単純には思えない様子。「この世代の女性は家族や子育てに時間を費やすべきなのに」といった自他からの有言無言のプレッシャーも感じやすいのかもしれません。「勉強や仕事ばかり頑張ってきたから、プライベートの上手な楽しみ方がわからない」なんて声もありました。

 

SNSは“ヒマ自己嫌悪”を増長しやすい!?

 

暇を意識しないためには、「記録を残さない」のもひとつの方法です。特に本名で登録しているSNSなどに日々のあれこれを投稿すると、“◯◯を楽しみ、極めているおひとりさま”なんてキャラをアピールすることになり、結果「そう見られている」と改めて気づかされて自ら落ち込む……なんて悪循環が起きてしまうことも。家族持ちの友人たちの投稿を目にして「自分だけ投稿内容が違う」と落ち込んでしまう、なんてことも起こりやすいです。

 

SNS交流によって楽しめる瞬間もたくさんありますし、心が元気なときは大いに投稿すればいいと思いますが、時間を持て余したり、なんとなく自分の人生を憂いてしまったりするときは、SNSには近づかないのがベストなのかも。記録に残さない、ゆったりした時間のなかでリラックスして過ごしたほうが、明日からの心の元気も養えるはず。

 

「おひとりさまの暇時間」は永遠に続くのか!?

 

永遠にも思える、おひとりさまの暇時間。しかし、家族の介護を始めることになったり、急に結婚をしたり、責任の重い役職を任されたりして、ある日突然に生活がガラリと変わる可能性もあります。

 

介護となれば長期の旅行などは難しくなりますし、自分が老後になれば、時間はあっても体力気力、視力や聴力などが落ちてくるといった「制限」も出てきます。お酒やグルメだって際限なく楽しめるのは、健康な若い身体があってこそ。「体力もお金も十分にあって、どこへでも自分の足で動き回れる自由な時間」というのは、永遠に思えて決して永遠ではない、貴重な時間なのかも。

 

今は一児のママである真鍋かおりさんも、独身時代はよく”海外弾丸ひとり旅”や”女子二人旅”をブログで中継しながら楽しんでいたのを思い出します。41歳で結婚され、その後出産もされたカヒミ・カリィさんも、独身時代はパリに長く住み、モロッコの砂漠で友人とキャンプをするなど大いにエンジョイされていた様子。

 

「今の自分にしかできないこと」「今だからこそ楽しめること」をリストアップして、どんどん行動に移していれば、外野の声はそれほど気にならなくなるかもしれません。

 

本当に「人生は暇つぶし」!? 有意義さを感じるためには

 

冒頭の友人は「人生はどうせ暇つぶしだけど(笑)」と冗談めいて締めくくっていましたが、本気でそう感じてやさぐれ気分になるときは、「自分はどうすれば有意義さを感じられるか」を改めて考えてみるのもよさそうです。

 

「とりあえず休日を有意義に過ごせたら!」という人は、”自分楽しませ上手”になることにチャレンジしてみては。「今年は絶対◯◯を始める」「この夏は◯◯を極めよう」なんて小さな目標を常に持っておくのがおすすめです。そして「この楽しい瞬間のために仕事をしている!」なんて思えるようになると、自分の人生の有意義さも見出せ、生活にもメリハリがついてくるはず。

 

「やっぱり誰かと愛情を育むことや子どもを育てることが、人生の有意義さだと思える」という人は、今からできることに正面から取り組んでみるのがベストかも。

 

「浅く広くやっているけれど、満たされない」という人は、何かひとつのことに”真剣に没頭”してみるのも一案。ただの遊びではない活動には多少の苦労や責任もついてきますが、それを引き受けた先に、大きな達成感や充実感が待っていることもしばしば。”本気”の境地になると、時間的・金銭的余裕がある自分の立場を、強みやメリットだと思えることもあるかもしれません。

 

「暇だ」と感じて悩んだときは、こんな意見もあったな、とちょっと思い出してもらえたら幸いです。

 
 暇だと罪悪感も!? おひとりさま時間を快適にエンジョイするには【おひとりさまの歩き方 Vol.3】

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