【40代からの婚活記#304】50歳「わがままな婚活」始めてみた! 心機一転、出会った男性は?
仕事は「楽しくできる」が大事
楽しくできるが大事! マジメさんの言葉に激しく共感する。
アサミ「仕事が楽しくできるかどうかって、本当に大事だと私も思います。大学時代に3年半続けられたアルバイトがあるのですが、時給680円からスタートでしたけど、一緒に働くメンバーも楽しかったから続けられました。そのときから待遇よりも楽しさが大事だと感じました」
30年くらい前の時給の話ですが(苦笑)。3年半も続けていたから、最終的には900円くらいになった記憶。日給3万円のようなアルバイトもしたことあるけれど、楽しいわけではなかったので続かなかった。
マジメ「アサミさんはWEBサイトの企画運営ということですが、具体的にはどんなことをされているのですか? 僕は金融業界のことしか知らないので、簡単に教えてもらえたらうれしいです」
アサミ「WEBサイトの企画を立てたり、記事を作成したり、そこに関連するSNSなどを運営したりしています。ちゃんと説明できていますでしょうか?」
マッチングしてこんなに仕事のことを聞かれたのって初めてかも。趣味や食の話から始まることのほうが多かった気がする。どんなふうに仕事に取り組んでいるのかを重視する人なのかしら? そんなところも真面目そう。
最初の会話が「仕事」ってレアかも?
マジメ「お仕事のこと、ありがとうございます。なんとなくわかってきたような感じがします。週末はお休みですか? 土日関係なく忙しそうなイメージの業界ですが」
アサミ「会社は基本的に土日が休みです。でも、正直にいうと家で仕事してるんですよね。仕事が終わらなくて。私の処理能力が遅いからだと思いますけれど(苦笑)」
マジメ「土日もお仕事されるんですね。お疲れ様です。金融は情報管理がうるさいので土日に働こうとおもったらオフィスに行かないとなので在宅勤務はあまりできません。楽しいのでしたらいいのですが、ちゃんと休暇を取ってくださいね。お体が心配です」
やさしい……! ただマッチングしただけの会ったこともない人間にこんな言葉をかけてくださるなんて。マジメさん、いい人かも。彼との最初のメッセージ交換は、こんなやりとりから始まった。
翌日に届いたメッセージ
次にメッセージが届いたのは、その翌日の夜、21時ごろだった。
マジメ「こんばんは。今日もお仕事お疲れ様でした。金融業界も昔は残業が当たり前の時代があり、僕も20代で営業担当をしていたときは、毎日朝8時から夜中の2~3時まで働き、土日もパソコンを持ち帰って仕事をするような生活でした。でも今は、そういうのはなくなりましたね。時代もあると思いますが」
マジメ「朝から深夜まで働いていて、心身をこわした同僚も見ているのでアサミさんもどうかお体をお大事にお仕事してください」
なんて気遣いくださる人なの。でも、本当にマジメさんの言う通りなのかもしれない。私も20代、30代……なんなら40代もガムシャラに仕事をしてきた。深夜も休日もなく働いていたり。それは仕事が楽しかったのもあるし、一緒に働いていたメンバーとの楽しさもあったかもしれない。
だけどいまは……。ここ数年、ちょっと違う局面を迎えていた。
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