男性社会で生きる私がたどりついた「つよつよなチームづくり」超シンプルな3原則とは?

2022.07.07 WORK

元NHKドキュメンタリー番組ディレクター、IT大手のサイボウズを経て、現在はベンチャー企業で取締役を務める三木佳世子さん。異色の経歴ではありますが、素顔はごくごく普通の世話好き、お話好きなママです。

そんな三木さんも、男性主体の組織の中で自分が主導する「チーム」について悩みながら進んできた一人。

「結局のところ、チームビルディングの概念って仕事だけではなく、家事、家族、PTAや地域の活動、ママ友、全部に関わると思うんです。よいチームがいる社会は居心地のいい社会ですから」と語る三木さんの連載、2回目です。

男性社会で生きる私がたどりついた「つよつよなチームづくり」超シンプルな3原則とは?

これだけ女性躍進が叫ばれているのに、女性は冷遇されすぎてますよね

こんにちは、三木です。編集部から「まず、現場で積み上げた女性ならではのチームビルディング技術を書いてほしい」と依頼されました。確かに、女性が日本社会の中で実践しつつボトムアップで作り上げた運営論は、悲しいかな、案外とありません。知りたいのは4人くらいのチームの運用、あるいは男性社会での女性目線のチームビルディングとのこと。

 

まさに。私が大学を卒業して初めて働き始めたのはNHKという男性中心の巨大な組織でした。男性中心組織の論理と、急に始まった働き方改革の大号令。その後ママになった瞬間に「時短勤務」という制度が活用できるようになり、今度は子がいる女性と子がいない女性との壁に直面したり。そうなると色々と思うところはあるわけで。

 

私なりのホンネ「ガチ女性ビルディング技術」を語れたら、当時の私のように悩む人たちの一つの希望、そして今後労働力不足にあえぐ日本で「女性を多く採用することで人材難を乗り越えたいがどうすれば……」と悩む企業の参考になるかもしれないと思いました。

 

いきなり細かなエピソードから入りますが、私個人の体験には女性同士の断絶もあります。例えば、妊活です。

 

「実は妊活しているんだけど……」という女性は常にいますが、ほとんどの企業では未だ妊活を理由とした勤務調整は許可されていないため、病院に通っての不妊治療の場合はうまく進みません。「苦しんでいるのは私たちのほうなのに、なんで子どもがいるママだけ優遇されるのか?」と白い目で見られてしまう。これ、NHK時代に女性職員たちを集めてどんなお悩みごとがあるのか?を聞いて回ってはじめて表に出てきたエピソードです。

 

キャリア断絶からの転職者が集う弊社は、1年で売り上げ5倍の急成長中なのに…?

さまざまな経歴のメンバーが集まる 株式会社LITA(今年1月撮影)

今、私は、社員数25名のベンチャーなPR会社で取締役と、事業責任者をつとめているのですが、社員の7割が女性です。子供がいるママも多く、さらに言うと半数は地方在住のリモートメンバー。これまでとは全く違う人員構成・働き方の中、日々のマネジメントを行っています。

 

私たちの会社に、どんな女性が集まっているかというと、夫の転勤で地方に住むこととなり、働ける場が見つからずキャリアが断絶していたという女性や、幼い子供を育てながらではなかなか再就職が出来ずに悶々としていたというママ、元保育士でその後事務の派遣をやってたけどやりがいを求めて転職してきた!という女性も。

 

でも、みんな弊社に来て、水を得た魚のようにイキイキと働いています。一体何なんだ、こんなに優秀な人材を、みんなと同じように長時間働けないという理由で弾いてしまう社会って……と、憤りすら感じる日々。逆に言うと、だからこそ、優秀な人たちが弊社のようなスタートアップに集まってきてくれるということでもあるのですが。

 

「ママたちが集まって働いている」というと、働きやすさだけがフューチャーされ、成長はそこそこなぬるい会社だと思われがちですが、いやいやそんなことはなく。私たちの会社、株式会社LITAは1年で売上5倍、社員数も5倍という急成長を遂げていて、れっきとした売上という結果を出している会社なんです。今年はオフィス移転もし、新規事業もこの夏ついに本格始動!(→「I’me(アイミー)」という、実践型オンラインキャリア学習サービス。アイミーはI am me.(わたしはわたし)の造語で、女性活躍ではなく「わたし活躍時代へ」という強いメッセージが込められています。このメッセージ、胸熱じゃないですか!?)

100人100通りのカリキュラムを叶える、コーチの伴走付きにこだわって設計したサービス

 

このように、ガンガン事業を推進している弊社の社長も、実は私と同じ年のママ。愛知在住なのだけれど、週の半分は東京に単身出張してきています。社長のことも今後記事にぜひ書きたいと思っています。

左が社長。弊社の事業、OJT式PR塾を配信するスタジオにて。

 

そんな女性だらけの組織で日々仕事をしていると、「どうしたら強いチームが作れるか?」が至上命題になってきます。目標を達成するためには、一人一人がバラバラではダメで、絵本の「スイミー」のように、みんなで集まって大きな魚にならないといけないんです。まだまだ出来ていないところがいっぱいではありますが、少しずつ”つよつよ=超最強”なチームが作れてきている気がする昨今です。

 

▶【この記事の後編を読む】つよつよチームを作る3つのキーワード。メリット、共感、そしてもう1つ大切なのは

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この記事を書いたのは
株式会社LITA 取締役 三木佳世子

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