【40代からの婚活記#310】彼の性格が判明? 初デートでわかってきたこと
フォローしてくれるやさしさ
マジメ「じゃ、入りましょうか」
彼が目の前にあるお店のほうに顔を向けた。わりと古くからあるのだろうか。ちょっとレトロ感のあるイタリアン。
アサミ「あ、はい」
お店のドアを開けて、スッと中へ入っていく彼。その背中見ながらついていった。このときふと思った。“ついていく”というのが、ちょっとだけ、久しぶりの感覚だったから。
久しぶりの感覚
それは、ここ最近でデートをした男性がみんなレディ・ファーストだったからだ。ドアを開けると「どうぞ」とエスコートしてくれる。そのスタイルに慣れてしまっていたから、本当にちょっとだけ違和感を覚えたのだ。
マジメさんのスタイルのほうが、日本ではたぶんフツーなんだろう。20代、30代の頃にデートした男性はだいたいこんな感じだったと思うし、デートじゃなくビジネスでも日本はレディ・ファーストというより、上下関係で優先される人が決まる。エレベーターや扉を女性が抑えていることが少なくない。
私はここ数年のデートで、レディ・ファーストされることを当たり前に思うようになっていたのかもしれない。あ、また比べている。いかん、いかん。目の前にいるマジメさんと向き合おう。
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