『バチェロレッテ2』尾崎美紀さんの選択に見る「選ばれる人」と「選ばれない人」の違い

2022.07.27 WORK

皆さん、AmazonPrimeで配信中のバチェロレッテ2見ていますか?

私は今、絶賛バチェロレッテ2に釘付けです。

元々はセレブな独身男性「バチェラー」が、真実の愛を見つける旅、恋愛リアリティショーの、男女逆転版が「バチェロレッテ」。

「これは究極の自己PR合戦!」と、私はPRプロデューサーの目線から興味深く、毎回見ています。

 

1人の女性に対して、17人の男性がアプローチをするサバイバル状態。一人の女性を巡って、限られた時間の中で、どう振る舞い何を話すのか?最後の一人に残るまでの人間ドラマはまさに、PR視点からも学びの多い時間なのです。(「これも仕事」と自分に言い聞かせ、夜な夜な見てしまう…笑)

 

「どう表現すればより魅力的にうつるのか?」世の中はロジックでできている

改めまして、こんにちは!元NHKディレクターの三木佳世子です。

私は現在、全国500人を超える経営者や会社員、主婦を相手に広報PRスキルを教える、「OJT式PR塾」の責任者&講師を勤めています。

 

この塾に来られる皆さんは、「メディアに取材されたい!」「認知拡大・売上アップしたい」「選ばれるブランド、専門家になりたい!!」という方や、「PRのスキルを身につけてフリーランスになりたい、独立したい」という方など、さまざまです。

そんな方達へ、「どうPRすればメディア取材を獲得でき、ビジネスのステージが変わるのか?」を教えているのですが、教えれば教えるほど、「PRのスキルは、年齢境遇関係なく、全ての人が知っておくべき必須なスキル」と感じます。

 

例えば、同じ品質、同じスペックの商品が、AとB、2つあったとしましょう。

 

Aという商品は、最近メディアで何かと話題。テレビや新聞でも商品が取り上げられたり、有名人がその商品を使っているというSNSの投稿も多くありました。

それに対して、Bという商品は、特にメディアでもSNSでも話題になっていません。

 

さぁ、皆さんだったらどっちの商品を買いますか???

 

私は、Aです。

 

「この人好き」「これいいな」これらの感覚はどこから生まれてくるのか

品質やスペックの微々たる違いって、一般の消費者には分かりづらくて、結局何を買うか?の判断は、第三者からの「これ良いですよ」という口コミに頼ることになりますよね。その時に、メディアに出たり、有名人が使っていたり、SNSで話題、というのは全て、第三者からの「これは良いですよ」という口コミなんです。

 

商品力を上げることももちろん大事なのですが、その商品の良さをしっかりと「伝える=PRする」ことがすごく大事。

でもなんだか、日本は謙遜することが美徳とされ「良いものを作っていれば、いつか誰かが気づいてくれるはず」と、職人気質なところが多いなと思っています。

(これは実際、NHKディレクター時代に、いろんな企業や人を取材する中でいつも感じていたことです)

 

同じように、人であってもそれは同じ。

 

バチェロレッテ2に話は戻りますが、「伝えなくても気づいてくれるはず」というのは通用しないなとひしひしと感じさせられるのが、今回のバチェロレッテ 尾崎美紀さんの選択。

 

ローズセレモニーでローズを渡すかどうかの判断基準として、美紀さんがよく口にするのが「想いを伝えてくれたかどうか」でした。

 

「選ばれなかった人」には理由がある。これらの3つのどれかが欠けていないか?

PR目線で見た時に、選ばれる人と、選ばれなかった人の違いだと思ったポイントは、ズバリこの3つ。

 

①自分が伝えたいことではなく、相手が欲しいことを伝える

 

②ネガティブな経験・ストーリーを隠さず、自己開示する

 

③周りの評価を気にしない

 

ここからは一つ一つ、具体的なバチェロレッテのシーンや出来事を例に紐解いていきます。(一部ネタバレも含みます)

 

①自分が伝えたいことではなく、相手が欲しいことを伝える

ローズを渡さない(選ばない)という判断基準として、バチェロレッテ、尾崎美紀さんが口にしていた中で印象的だったのは、「俺が鎧を脱がしてあげると言って欲しかった」といっていたシーン。

 

経営者である尾崎美紀さんが、デートをした男性に「弱みを見せられなくて強がってしまう。鎧を脱ぐのが今回の旅のテーマ」ということを話したあと、男性が「鎧を脱がなくてもいい」という返答をしたのですが、それが、美紀さんの中では欲しい答えではなかったということで…。(個人的には、「脱がなくてもいいよ」っていうメッセージは、新しい目線!と思って好きでしたけどね)

 

いつもいつも、自分の本音ではなく、相手が欲しがっている言葉を想像して伝えるなんて、結婚相手を探すという目的からすると、ズレているとは思うのですが。

 

でもやっぱり、PRの目線で言うと、相手が何を欲しがっているのか?を考え、そこにフィットした情報を届けることが必須。メディア側が今、夏で暑いからかき氷特集とか冷たいスイーツを取り上げたいなと思っているのに、ホカホカの鍋料理の情報を持っていっても…結果は見えていますよね!?

 

ここぞと言う時には、徹底した相手目線に立てるかどうか?が、大事なポイント。

相手の欲しがっている範囲の中で、自分も違和感のないポイントを探せれば良いですね。

 

▶【この記事の後編】自己開示は高めるほど応援してもらえる。ネガティブな経験やストーリーを隠さず伝えるには何をすればいい?

       

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この記事を書いたのは
株式会社LITA 取締役 三木佳世子

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