44歳、更年期?めまいがひどくて涙が溢れます。漢方を飲みたいのですが、粉薬が苦手で…
めまいには桂枝加苓朮附湯。これは最新の医療トピックスです
漢方のエキス製剤はおっしゃる通り、大多数が粉薬ですから、粉が苦手だと漢方は飲めないと考えてしまいます。そして、これもお書きの通り、薬局に行って薬剤師さんに相談すれば、OTC薬にも錠剤があります。
めまいには「桂枝加苓朮附湯」(けいしかりょうじゅつぶとう)です。クラシエから錠剤が出ています。結構な割合でめまいが治りますので、めまいに悩んでいる人は試してみてください。この処方は「苓(りょう)」が大事で、「苓」のない「桂枝加朮附湯」はめまいには効きません。「苓」は茯苓というキノコの菌核部分で、よく水を捌きます。ぼくが提携している漢方JPのお医者さんいわく、へバーデン結節にも使われるそうです。
「桂枝加苓朮附湯」はめまいの専門医の中でも最近のホットなニュースなので、ぜひ覚えておいてください。ぼくは最近「出雲漢方クリニック」の宮本先生をご紹介しています。全国からのオンライン診察に対応する保険診療の漢方クリニックで、処方は宅配してもらえます。ここで錠剤をリクエストしてみる手があります。また、OTCの漢方薬ならば笹森先生の「+kampo」に相談してみてはと思います。漢方専門の薬剤師とカウンセリングし、市販の漢方をサブスク送付してもらえるサービスです。
▶もう一つ、意外な「粉薬回避策」が。なんと、自分で作る…?どうやって??次ページ
スポンサーリンク
【注目の記事】
- 「ゲホゲホ、ゼーゼーが止まらない!」49歳で大人喘息を発症。吸入ステロイド薬で抑え込んでみたものの…【100人の更年期】
- 「その肥満、病気かも? つまり治療できるかも!」更年期世代が知っておきたい「肥満症」のリスクと「受診すべき」タイミング【医師に聞く】
- もし10代20代の子どもが「月経不順」で困っていたら。親ができる「意外な助言」とは【40代50代が向き合う更年期】
- 「閉経する年齢は遺伝しますか?」閉経年齢そのものの予測は難しくても、血液検査で「卵巣の状態」は判定できる!【40代50代が向き合う更年期】
- 肌年齢マイナス14歳美容のプロが選ぶ。巻き戻し美容を叶える2025年マイベストスキンケアコスメ<化粧水以降編>









