「ときよろ」ではありません。「時宜」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「時宜」です。
「時宜」の読み方は?
「よろしく」を漢字変換すると「宜しく」と表されます。とはいえ、「時宜」の読み方は「ときよろ」ではありませんよ!
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「じぎ」です。
「時宜」は
1 時がちょうどよいこと。適当な時期・状況。
2 時にかなったあいさつ。時儀。出典元:小学館 デジタル大辞泉
という意味です。
「宜」の読み方は
- 音読み ギ
- 訓読み(常用漢字表外)よろ(しい)・よ(い)・むべ・よろ(しく…べし)
です。先で「宜しい」を紹介しましたが、音読み「ギ」以外は常用漢字表外の読み方なので、まずは音読み「ギ」を押さえておきましょう。
「宜(ギ)」と読む代表的な言葉には
- 適宜
- 便宜
- 機宜
- 禰宜
が挙げられます。
「適宜」と「便宜」は「どこかで一度は聞いたことがある」という人も少なくないはずです。「適宜」は「てきぎ」と読み、「ほどよいこと」「状況によく合っていること」などを表します。「便宜」は「べんぎ(びんぎ)」と読み、「都合の良いこと」などを表します。
「機宜(きぎ)」は、その類語表現の中に「時宜」が含まれるように、「時宜」とよく似ており、
時機にふさわしいこと。また、それをするのによい機会。
出典元:小学館 デジタル大辞泉
という意味です。
最後に「禰宜」は「ねぎ」と読みます。「禰宜」は
①神職の階位の一つ。昔は神主、現在は宮司の下の神官。
②神職の総称。出典元:ネギ|言葉|漢字ペディア
という意味です。神社・神宮巡りをしている人には聞き馴染みのある言葉だったかもしれませんね。
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